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団地の水まわりのリノベーション

今回も、MUJI×UR団地リノベーションプロジェクトから、新プランをご紹介します。千葉県船橋市にある芝山団地では、MUJI×UR Plan57「屋外と繋がる窓向きキッチンがある暮らし」、MUJI×UR Plan58「壁付キッチンを中心に広がるリビングダイニング」、奈良県奈良市にある中登美第3団地では、MUJI×UR Plan62「効率的な家事動線がある暮らし」、平城第2団地では、MUJI×UR Plan63「広いユーティリティがある暮らし」が実現しました。

MUJI×UR Plan57 
屋外と繋がる窓向きキッチンがある暮らし

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もとの間取りは2DK、51.58m²となっています。広いバルコニーにウッドデッキを全面に設置し、ウッドデッキを中心に、LDKと寝室を屋外空間と繋げました。天気の良い日にはテーブルと椅子を持ち出して、屋外で食事や、テレワークをすることができます。また、窓向きにキッチンを設置することでバルコニー側からシンクを使うことができるようにしました。LDKからも、寝室からもアクセスができるので積極的に屋外空間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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ふすまを撤去したことで、ダイニングとリビングは広く一体に繋がりました。また屋外ともウッドデッキで繋がります。

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玄関土間を廊下まで広げることで、大量の靴はもちろん、アウトドア用品なども収納できる土間収納空間としました。

MUJI×UR Plan58 
壁付キッチンを中心に広がるリビングダイニング

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もとの間取りは2DK、53.79m²となっています。収納が多く空間を分断していた押入を必要な分だけ残し、撤去することで空間を広げ、リビング、ダイニングキッチンから寝室まで一直線に繋げ、光と風が通り抜けるような空間としました。また、撤去した押入の木軸を残すことで、あとからふすまやカーテンを設置して半個室のテレワークスペースをつくったり、室内干しの際にハンガーを吊すなど便利に活用できます。

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キッチンの正面の壁を利用してキッチンツールを吊すことで、収納するとともにディスプレイとしても機能します。

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ダイニングキッチンとリビングの間のもと押入空間を撤去し、空間を繋げるとともに、ワークスペースを確保しました。

MUJI×UR Plan62
効率的な家事動線がある暮らし

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もとの間取りは3DK、48.71m²となっています。キッチンをアイランドキッチンとすることで、キッチン背面壁に洗濯機と冷蔵庫の設置スペースを確保しました。もともと洗濯機置き場のない間取りに対して、窓際の明るい洗濯機置場となりました。また、そのまま洗濯物をバルコニーに干すことができるので、家事動線も効率的になりました。洗濯機置場の上には小天井があり、室内干しをするときにも便利です。

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2LDKの間取りは、ふすまを解放することで、南北に繋がる広いLDKに変化することができます。

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暗くなりがちな玄関と廊下は、半透明ふすまで明るく照らされます。ふすまを外すと、廊下と繋がる広いアトリエ空間に変化します。

MUJI×UR Plan63
広いユーティリティがある暮らし

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もとの間取りは3DK、49.34m²となっています。細かく間仕切られていた壁や押入を撤去することで、間口一杯に広がるLDKを確保するとともに、もともと洗濯機置き場がない間取りに対して廊下を利用して広いユーティリティスペースを確保しました。また、ふすまの開け閉めで、2LDKにも1LDKにも間取りを変化させることができます。キッチン横にはもと押入の木軸空間があり、カーテンをつけて半個室のテレワークスペースとすることもできます。

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もともと洗濯機置き場がない間取りに対して、廊下を利用して広いユーティリティスペースを確保しました。

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洗濯機置き場の裏側から出入りすることができ、ユーティリティスペースを中心に回遊することができます

いかがでしょうか。3回にわたり今年度の新規プランをご紹介いたしました。
今回ご紹介したリノベーション住戸は、芝山団地(千葉県船橋市)、中登美第3団地(奈良県奈良市)、平城第2団地(奈良県奈良市)にて実現しています。今後も、無印良品の家 instagramFacebookにてプランをご案内していきますので、ご期待ください。