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嫁のお腹に話しかけるアナタはすごい

妊娠37週。ワタシのお腹ははちきれんばかりに大きくなった。
胎動もダイナミックで、お腹はうねうねと波打っている。
胎動を感じてからどのくらいの月日が経ったんだろう。おそらく4か月くらいは自分のお腹の中で動く我が子を感じている。
自分のカラダがどんどん変化するのも分かる。

当たり前だけど、旦那はこの体験はできない。
いつも一緒に居た人のカラダが変わっていって、お腹をさわるとたまに動いたりするのを感じ取ることはできるけど、自分のカラダで体験することはできない。

それでも、毎日ワタシのお腹を触って我が子に話しかける旦那。(最初は強制的なところもあったけど)
最近だと、本屋で育児に関する本を立ち読みしたり、ネットで調べたりして「はちみつって食べたらあかんねんな!」と知識をつけようとしている。

素直に、すごいな。と思った。
父親になるんだから当たり前でしょ!って思う人も居るかもしれないけど、
ワタシは自分のお腹が大きくならなくて、自分のお腹の中で動くなにかを感じ取れない方だったら、きっとこんな行動はできない。
嫁のお腹の中に我が子が居ることは理解できるけど、その子に愛情を持つことは難しいと思う。
旦那は、想像力が豊かだな。と感心してしまう。

男女で親になるという意識が芽生えるタイミングに差があると産婦人科のマタニティスクールで助産師さんが話してくれた。
そりゃそうだ。だって自分のカラダの中に居ないんだもん。自分の体調は変わらないんだもん。

最近は「パタニティブルー」という言葉があるらしい。
マタニティブルーのパパバージョン。
男性はカラダの変化がない分、奥さんとの生活の変化や父親になるという不安やプレッシャーで発症するらしい。
そりゃそうだ。「子どもができた」という事実だけがあって、自分には何の変化もない。取り巻く環境だけが変わる。

女性への負担はもちろん大きい。
ただ、パパになる男性にとっては見えないなにかと向き合うという難しさがある。

それでも、毎日ワタシのお腹に寄り添うアナタはすごいよ。

これって、すごいことですよね。サポートいただけたら、マタニティ・キッズアイテムの資金にさせていただきます!