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上達が早い人は、結果的に器用貧乏に終わるから損という考えに対して思う事

どうも村井です。

世の中には、上達が早くセンスがいいひとと、上達が遅く飲み込みが悪い人がいます、前者は長く続けないから途中で辞めて、別の事を始めるから結果的に器用貧乏になりやすいけど後者は上達が遅い分一生懸命努力して長く続けるから一つの事を極めやすい。だから不器用さん自信持って!みたいな、考え、風潮、あると思いますが

得なのは圧倒的に前者です。

かく言う僕は後者タイプの人間ですが。

僕は昔、ものづくり職人系の専門学校に行ってましたが、センスも良くはなかったし飲み込みも遅くて上達が早い方でもありませんでした。

飲み会の時に、年配の方から、「村井くん前向きになりなさい、T君は確かに器用にこなせる、けど彼みたいなタイプは途中で飽きてきてやめたりするよ、でも村井君みたいなタイプは不器用だけど一生懸命人一倍努力するから、立派な職人になれるんだよ」と言われた事がある。

でも別に何も嬉しくはなかった、本質的に自分の価値観に合ってないの理解していたから。

僕は就職後にはプライベートでやりたいことが沢山あった。

ダンスやギターなどの技術系の趣味、カッコいい特技になる事がしたくて、そして恋愛もしたくて、だけどもそんなに時間はない。


運転、買い物、自炊、シャワー、スキンケア、普通にこれらをしてるだけで時間はあっという間に灰になっていく。

そうなると夜の時間はかなり限られてくる、なぜなら会社に遅刻しないようにするためにできる限り早く起床する必要があるから(何度遅刻したことやら)

だからこそ少ない時間で練習するしかない、そうなると上達が早い人間こそ圧倒的に得なわけ。

僕はメンタリストDaiGoのDラボリスナーだけど、DaiGoも練習をたっぷりするよりも、その人自身の上達力を上げる方が効率がいいと言っていた、だがこうゆう上達遅い人が、素の上達力高めようとすることに対して、不器用な人が人1倍時間を消費して普通の人と同じくらいまで上達することを美談みたいに考える老害思考は『こうゆう奴が器用貧乏に終わるのに、器用人間になるなどもったいない』などと考えるから気に食わない(完全に偏見だけど)

職人の話に戻るが、上達遅い人が人一倍努力して10年で立派な職人になったとして(普通に時間もったいない)、それがお金になるとは限らない、むしろ貧乏、だから売る方法や、自営業する人なら経営を学ばなければならない。

そう考えても上達早い方が得である、技術所得に10年も賭けなくていいし、その後の経営やマーケティング術もすぐ取得できる。(なんなら技術と並行して経営マケを学べる人もいる)

まあ経営やマケの勉強したら、職人の技術無くても稼ぐことは出来ますが笑

そもそもビジネスにおいても器用さん(上達早いっていちいち打つのめんどいので器用さんにします)の方が得だったりもします

不器用さんが人1倍努力して、時間を浪費する事によって人並みになる事が美徳にされてるエピソードが沢山あります。

その1つとして、1993年のアメリカのノンフィクション映画、ルディ涙のウイニングランの話

ルディという青年はノートルダム大学のアメリカンフットボールチームに憧れを持っていたが、体が小柄なうえに学業成績が低く家庭の経済事情で、大学進学を断念せざるをえなかった

地元の工場に就職するも、夢を諦めきれなかったルディは再びノートルダム大学の受験をするのだが、もともと学業成績が低くて要領の悪いルディは1回目の試験では受からなく、3回目でようやくギリギリで合格する事ができた、入学するだけで3年の年月を費やした

アメフト部に入部するも、優勝を狙う強豪チームなだけあり、ルディはなかなベンチ入りメンバーに抜擢される事はなく、必死に練習をするもベンチ入りメンバーに抜擢されない事が続くまま大学最後の試合を迎えることになる、しかしその試合のメンバー表にもルディの名前はなく、同じチームのメンバー達の根回しにより、試合後半の相手チームを追い込んで勝利がほぼ確定したあたりだけ、出場することができた。(人望って大切。日頃の行いは大切に笑)

僕はアメフトのルールや専門用語はわからないのですが、ルディの残り少ない時間の活躍はというと、残りたったの27秒で相手選手にタックルかまして終了。

その後チームメイト達から肩車されて感動のムードに包まれ、この出来事は「必死に努力して夢を掴んだ男の感動のエピソード」としてアメリカに知れ渡って、ルディはホワイトハウスに招かれた。

世界的に感動の話として扱われ、映画作品のレビューも高評価ばかりなほどだが、この話はすごく大切なことを覆い隠してしまっている。

それはこの記事を読んでる人はわかりますよね。

彼の場合は器用不器用以前にも才能の問題もあるかもしれないが、わずか27秒のために3年の受験と4年間の練習を費やしてしまったのだから、有意義とは言えない。

それも4年間アメフト一つに集中しての練習の実力があってではなく、すでに勝利確定した状況でのメンバー達の根回しで。(尚更意味がない)

上達が早い器用人間が得なのはもう一目瞭然


不器用人間が長時間かけて一つのことを取り組むことに対して、器用人間は複数のことに取り組むことができる、それが年月を重ねれば大きな差になる。

不器用人間には時間がない、時間を作っていく必要がある。

僕はAKIOBLOGのルーティン動画を見つけた時衝撃が走った。

筋トレがやりたいなら、職場とジムが近くの物件に住んで移動時間を減らすことで時間を作ったり、乾燥機付きの洗濯機を買って干す時間を削ることで時間を作ったり。

もちろん、それ以上に時間の使い方に無駄の無さも見習いたい



まあぶっちゃけ、これを真似するには意志の力だけでは限界があって、環境も変えないと無理そうではある。

地方の田舎みたいにやりたいことやるために車で長時間移動したりじゃ限界があるだろう。

そして生活費は浮くが、時間を食うのが自炊。

自炊しなくていいように稼げるようになるには時間がかかる、僕は時間の投資として、お金少なくても自炊しないように出来ればって思う派だ。

事によっては自炊しないでそっちにコミットした方が、リターンは大きい物もある。

上達の話から、時間の使い方にずれましたが、こんな風にQOLを高く過ごすことで、健康で頭も冴えることによって、前頭葉も働いたり、時間も生まれるので上達の近道になると思います。


今日はここまでにします。

それでは。





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