◆人生のヒミツを探るシリーズ『モトの話』

　突然ですが……人生って何でしょうね？

　なんて、誰でも一度は考えたことあるんじゃないでしょうか？
　ですが、その『答え』は風の中……掴みどころのないもの、もっと言うと「愚にもつかない」考えても仕方のないこと……そういうものだと思っていらっしゃるのではではないかと思うのです。

　ところが。

　僕の【モトの話】シリーズを読むと、この『答え』がわかってしまいます。それもなんと「言葉できちんと説明できる」レベルで、です。

　では改めて、もう一度問います。

　人生って『何』でしょうね？

◆シリーズ『モトの話』と本書

　なんて話をしても、初めての方にはまず信じてもらえません。それはそうだろうな、と僕も思います。僕自身、そいういうふうに
「人生が『何』か、分かるように説明します」
なんて言われても、頭から疑ってかかるはずだからです。

　そんな僕ではありますが、この『モトの話』の内容には、自信と自負を持っています。とても長い話ではありますが、ぜひ最初から最後までお付き合いください。必ず何か、社会という場所の「見方」が変わるほどのインパクトを感じるはずです。

　この本のシリーズ『モトの話』は、全部で五部に分かれています。

　①入門編（モトとは何か）
　②初級編（モトと人間関係・感情）
　③中級編（モトと恋愛・お金）
　④上級編（モトと幸せな人生の仕組み）
　⑤エキスパート編（モトと宇宙全体の仕組み）

こういう構成をご用意していて、この本は③中級編です。中級編ではみんなの大好きな話題

・レンアイ
・オカネ

を取り上げます。これらの話も僕の提唱する新しい「ココロのあり方」の話の中心となる概念

モト

を通して観察すると、今までとは全く違った新しい「扱い方」……いわば『トリセツ』が見えてくるのではないかと思います。
　特に、本書の中ごろで取り上げるテーマ

『愛とは何か』

という深遠なる疑問の答えは、なんと「たった一言」です。

　もう一度書きますよ……「たった一言」です。ご期待下さい。

◆筆者自己紹介と『モトの話』

　申し遅れましたが、初めての方のために少しだけ自己紹介を。

　僕は「リリジャス・クリエイター」という肩書で『モトの話』を普及させる活動をしている、初老のおじさんです。ネットでは「モトおじさん」と名乗って、あちこちで『モトの話』を書いています。

　この『モトの話』は、そもそもが自分自身のために作ったものです。

　僕は持病で子供の頃から体が弱く、しかも持病が発見されたのが40歳を超えてからだったので、それまでの若い期間ずっと、理由もわからずただ苦しんで生きてきました。だからどうして自分がこんなに「しんどい」人生を歩まなければならないのかが知りたくて知りたくて……ですが、この世界の誰も

「人生というものが『なぜ』『ある』のか」

という話をしてくれず、一生懸命にそれを考えている方々にも「コレだ」という確固たる「答え」を教えてもらえることがありませんでした。

　けれども僕は、自分自身の人生をあきらめきれませんでした。幸か不幸か、僕はなかなか社会に馴染めず一人で過ごすことが多かったので、考える時間だけはたっぷりありました。そうしておおよそ30年ほどの歳月を費やして、人生を根本から「説明する」ための唯一の方法

【モト】

という新しい概念にたどり着きました。この『モトの話』が、同じようにツライ人生、ツライ毎日を送っていらっしゃる方のお役に立てればと、日々活動しています。

◆本書の楽しみ方

　シリーズ『モトの話』ではこれまで

・入門編『ニンゲンのトリセツ』
・初級編『カンジョウのトリセツ』

と題して、モトの基礎についてお話ししてきました。今回はこれらの内容を踏まえて、さらに深い「人生の話」をしていきます。

　できれば、これら二冊の本を読んでからこの『中級編』をお読みいただきたいのですが、お時間のない方や、たまたま最初に手にとったのがこの『中級編』だった方のために、巻末付録として
『【モトの話①：入門編】の内容』
をご用意しました。本編をお読みになって「え？」という点がありましたら、ぜひご参照下さい。

　本書は、前巻までのシステムを踏襲し、全体の内容を２５日分に小分けし毎日一つずつコツコツと読み進めていただくことで、より深くモトのことを理解できるように構成しています。
　文章を読むのが苦手な方でも、一日５～１０分程度で読めるような分量をご用意して、２５日で読んでしまえるようにしています。
　また、文章を読むのが得意な方には、一気に全部を読んでくださってもそんなに長すぎないようなページ数になっているはずです。

　いずれにせよ、日々僕たちを悩ませる恋愛・お金との向き合い方のヒントになるような、サラッと読んでしまえる文章量を目指して要点をまとめました。お好みのスタイルでお楽しみください。

　では、レンアイとオカネにまつわる、不思議なモトの話……まずは『レンアイのトリセツ』に皆様をご案内します。

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