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詩人むねさんの世界

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私の詩達。どうぞご覧あれ。
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記事一覧

《詩》虹、山に刺さり

《詩》虹、山に刺さり

強い視線と自然
1/7の寸法
感極まり
たちあがる
朝窓全開
心をオープン
時は雲は虹を食べ
不覊奔放的大自然へ
わたしは万歳を贈与す

《詩》黒い蝶

《詩》黒い蝶

不吉な匂いを纏う蝶は
その姿を見せつけ去り行く
追いかけてゆきたい私に
「ひらり」とそっぽをむく

いや、それでも行かねば
...ならんのです。

《詩》飛ぶ魚

《詩》飛ぶ魚

元気一杯

飛びあがる

飛距離は短く

本人いわく高翔

飛魚の類かな

高く高く跳んでいる

飛魚の類かな

海鳥には気をつけてね

飛魚の類かな

そんな言葉はいらない

かな

《詩》あなたは孤独がこわいか?それならばこの呪文を口に出して読みでみたまえ

《詩》あなたは孤独がこわいか?それならばこの呪文を口に出して読みでみたまえ

自力自力自力自力自力自力自力自力自力自力自力自力自力自力自力自力自力自力自力自力自力自力で自力で自力で自分で 
孤独 こわく ない

《詩》自己洗脳

《詩》自己洗脳

唯一の魔法です
自分を褒め上げよ
高美な存在を認めよ

思ったより良く効く効能

どうか笑われよ
この世は そう!
笑われてなんぼの世界です
どうか笑われよ

其れだけは枯渇しない

あなた方が
他者に振り回されたくなければ
もし嫌気が刺しておられるのならば
洗脳してみてはいかがだろうか?
如何わしい事だとお思いか?
強がりだと思うか?

「あなたは大した者だ!」

どうか無償の愛を自分へ

今す

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《詩》圏外にて

《詩》圏外にて

離脱できるか
課してみる
倒錯を知り
徒然草を読み
わたしの中の圏外区域
手探りで
盲目的に
慣れの果てはマゾヒスト
対極をのぞき見
山から海へと
わたしは移民族
ゲルはお守り
夢にみるモンゴル草原

「おうい、そこにかぜはあるか?」

どれだけ離脱できるか 課してみる

《詩》笑い蟹

《詩》笑い蟹

何処からか
眼線を感じた
カニが笑ってた
永遠と笑ってた
それにて
つられ笑むがわたし

《詩》広辞苑を燃やせ

《詩》広辞苑を燃やせ

溢れる文字は洪水
前衛的覚悟に
目覚めの時期

目覚まし時計が欲しい
と言った息子は
すこしわらってた