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調整は挑戦だ 404-20240227

自分探しの旅ってあるじゃないですか。本当の自分は・・・みたいな言説とかも似たようなものですが、僕はそういうものとは距離を置くようにしています。

なぜかというと、色んな場面で自分という存在は変化し続けているし、一人で内省的になって考えてもその自分は対象としてみたときの自分で、決して本当の自分というのは存在し得ない、証明ができないと考えているからです。

むしろ、何か形があるものではなくて、不定形なものが色んな力によって変化していくようなイメージか、または色が変わるとか、もしくは穴だけがあって、広がったり縮まったり、揺れたりとか。そういう、変化に弱いものという認識があります。

さらに、その上に時間の経過というファクターも入ってきます。瞬間瞬間で認知する自己みたいなものも瞬間を捉えた時点で過去のものになってしまう。その過去が自分を形作るというところもある一方で、過去の捉え方を変えることでこれからの自分が変わる可能性も出てきます。そうなると、果たして何が自分なのか?ということが、ますますわからん。

だから、わからないものなんだという認識だけが残ります。他人からの見え方も、近い人遠い人、それぞれから聞いておぼろげに形がある感じにはなるけれど、それも一面の切り取りでしかないので、結局何がどうなっているかなんて全然わからないと思っています。

ですが、それは考えなくてもいいということと同義ではありません。逆で、自分について捉え続けるということが大切なんじゃないかと思っています。わからないものだからこそ、変化し続けるものだからこそ、そのときそのときを捉えて、解釈し続ける。そのためにも、いろんなものの見方を習得する必要があるんじゃないかと。

ものの見方を習得するために、今なら生成AIに頼ってみてもいいですし、アートに触れたり、いろんな作品に触れたり、自分とは違う考え方の人たちとあってみたりして刺激を受け続けるということが大切。

それはちょっとした挑戦にもつながりますよね。いつもと違う道を通ってみるもよし、いつもと違うブランドのものを買ってみたりとか、コーヒーの量を変更してみたりとか。そういう調整も挑戦。

あ、調整は挑戦なんだ。これだ。よし。それっぽいことが言えたぞ。

以上です。


#10分間日記 #毎日更新 #エッセイ #随筆

※TOP画像はDALL-Eで作成しています。

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