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鴨川自然王国で今季2度目の田植え。
今回は、高野孟さんの誕生会「高野祭り」。高野ゼミ卒4人、現役の大隈塾ゼミ生5人。
高野さんの奥さんからスイカとスイーツの差し入れがあり、BBQでパンパンに膨らんだおなかでも、極上のスイーツは難なく入る。
「ベツバラ」をはじめて実感した。

大隈塾ゼミでは伝統的に、田植え稲刈りをやる。目的は、自分の食料自給力をつけること。食べ物は買うものではなく、作るものだと。

もうひとつは、五感を取り戻すこと。粘土質でやや深い田んぼに足を突っ込み、腰をかがめて鼻先を水面近くまで寄せ、手で苗を植える。
鳥は鳴き、カエルは歌う。

前回の4分の1の人数で、前回より大きめの田んぼに挑む。ゼミ卒生は5年以上のブランクをすぐに取り戻し、田植え初体験現役生は順応が早い。
ちょっと無理かなぁ、と思っていた。5時間はかかると踏んでいた。13時から始めると、18時に終わる。そこから足を洗ってシャワー入っていろいろで、夕食は早くて19時。
だから、今日は途中で打ち切って翌日朝にやろう、と15時ごろに提案すると、全員が猛反発。ぜったいに終わらせる、と。
そのとき、15時ごろ。2回目の休憩を終えたばかりだったこともあるのか、田植えのスピードがぐんと上がった。

結局、想像より90分も早く、16時30分には田植えが完了し、足を洗って、用意してもらってたサウナへ。
男女いっしょに大汗かいて、気分爽快。

そして翌朝。母の日。田んぼを眺めながら、この世に生まれて育って、思えばこんなに遠くまで来れたことに感謝する。