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ハーモニーする朝ごはん

豊かな週末の豊かな朝ごはん。

担当したのはシェアハウス「カグラボ」※のメンバーたち。
というか、「元メンバー」。
シェアハウスは3月末で解散している。

目玉焼きとベーコン。
ご飯とみそ汁、田んぼでとってきたセリのおひたし。
昨夜の「だまこ鍋」のスープを残しておいて、
昨夜のごはんを入れて、濃厚な味のおじや。

メンバーたちは料理上手というわけではない。
20代も真ん中を越えたばかりで、手慣れているわけでもない。
だからテキパキと動いているのではないけれども、
おしゃべりをしながらの料理は、リズムがあっている。

メンバーたちは、週に一回、みんなで晩ごはんを食べていた。
学生もいれば社会人もいて、
生活の時間帯も大切にしているものも違っている。
ただの部屋貸しじゃなくてちゃんとシェアしていきたいから、
という元リーダーの発案で、絶対にその曜日だけは用事を入れない、残業も遅くまではやらない。みんなでテーブルを囲んで食事をする。

その習慣が身体に染み込んでいるんだろう。
大学を卒業し、就職し、
金融、エンタメ、団体、外資、自治体議員と職種は違っても、
いっしょに暮らしていたころのリズムが戻り、
一人ひとりの小さな能力が合わさって、
調和、ハーモニーとなって、プラスの効果が生まれている。

豊かな朝ごはんだった。


※カグラボ
神楽坂にあったシェアハウス。早稲田大学の学生たちを中心に、いろんな人たちが集まって暮らしていた。