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「こすもす ちいさなエコマルシェ」を手伝った。

釜石のこすもす公園での、出店数9の小さなマルシェ(市場)。
地元に愛されているカフェや居酒屋はお弁当やパン、
個人や家族での出店もあって、
ママとして子育て友だちに手芸を楽しむ時間を提供していたり、
子どもたちに工作を教える先生していたり、
家族でエコな生活をしてて、その生活の中でつくったものを子ども店長が「お店」を開いたり、
小さな子どもと一緒にヨガをしたり、
地域の人たちとのコミュニケーションの橋渡し役な人たちが9人。

自分たちの時間をつかってつくった「商品」は、
モノでもあるけれども、それはコトでもある。
母子で過ごした時間だったり、家族で過ごした時間だったり。
手を動かし、言葉を交わし、道具を広げて、片付けて。

身体をゆっくりと動かしながら、自分との対話をする。

レストランのこすもすは、公園の中の畑でつくった野菜や、
そうした食材でのお弁当を提供していた。
公園の中、小さなサークルでの地産地消。

すごいことじゃなく、淡く薄くほのかに匂うような物語。

やってくるお客さんたちは、買い物目当てもある一方、
子どもたちを遊ばせにこすもす公園にやってきていた。
だから、お店でお話をしながら買い物を済ませても、
お弁当を買って食べ終わっても、
ずっと公園に残って、遊んでいる子どもたちを見ていた。
遊んでいる子どもたちと、いっしょに遊んでいた。

当たり前になっている暮らしを少し丁寧に見直してみると、そこには豊かさ・繋がり・楽しさ・安心感など、小さな幸せがたくさん!そんな小さな幸せを感じられる「こすもす ちいさなエコマルシェ」。(「こすもす ちいさなエコマルシェ」facebookより

暮らしのなかからでてきたモノコトであり、暮らしと地続きのモノコト。
よく晴れた日曜日の手づくり公園には、小さな幸せが集まっていた。

211115小さな幸せ1