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りゅうせいくんとお好み焼き食べた

悲しいことにりゅうせいくんがお引越し。
釜石を出てしまうということで、その前にぜひと、いっしょにランチをした。
(りゅうせいくんは選挙のときに出会った男の子)

どこで食べようかな、5歳だしなあ、肉かなお子さまランチみたいなのかな、
こすもすなら雰囲気あるけど、子どもにはちょっとハードル高め。
お好み焼きならマヨネーズとソースとで味付け、粉もんきらいな日本人おらんやろ、っていうことで、なにわやに。

ママといっしょにお店に入ったりゅうせいくんは、
めっちゃくちゃもじもじ、ママにきゅーっと抱きついて顔と身体を隠してしまう。
「推しに会うと照れるし緊張するらしいです笑」
ママが本人に代わって解説してくれる。

推しかあ……。

たぶん世界で一人だけだろうなあ、わたしを推しにしてるのは。

なにわやのトミーがお好み焼きを焼くところをじーっと見て、
さあさあ焼き上がってテーブルに運ばれて、
食べましょう、ってことで、ママがコテを使って切り分けていると、
お腹が空いて待ちきれないりゅうせいくんは、
お吸い物のネギをぱくり、ぱくり。
そして熱々のおつゆをひと口ずずずっと。

むちゃくちゃ熱かったらしく、
苦悶の表情をして(かわいい)お水をがぶがぶ。
ジンジャーエールが入ってたグラスの氷をストローでちゅうちゅう。
(ママが「今日は特別だよ」っていってたから、普段は食事にジュースは禁止なんだろうな。うちもそうだったけど)

みんなで笑って、それで緊張がとれたのか、
あとはママと半分ずっこのはずのお好み焼きを、
ママの分まで食べ始めた。
お新香も手づかみで口の中に放り込む。

その間に、ママとお話してたら、
こすもす公園はよくいって遊んでいたとか、
そこでの「森のようちえん」に参加したとか、
そのときのセンセイのあゆちゃんは気仙沼でがんばってるとか。

わたしの議会での質問の様子をyoutubeで見ててくれて、
「室内での遊び場ほしいですよね〜」
って話になって、公民館の使い方の話になって。
子育て支援センターとか、こすもす公園とか、根浜のビーチやキャンプ場とか、
「実は釜石、子育ての環境はすばらしい」、
という結論になった。

プレゼントをいただいた。
折り紙で鳥とカエルをつくってくれた。
カエルのお尻に「おす」と書いてあって、
「雄」なのか、と思っていたら「押す」だと。
指で押して、放せばピョコン、とはねてひっくり返る。
ひっくり返ったお腹には「むらたさん」と書いてある。
まだまだ知ってる言葉が少ないけど、
万感の思いを込めて「むらたさん」と書いてくれたんだろう。

鳥の羽には、
「がんばってください」

4月から小学一年生。
りゅうせいくんとむらさん、おんなじ一年生どうし。
いっしょにがんばりましょう。
りゅうせいくんが大きくなって帰ってきたくなるような、
住んでてよかったと思える釜石にしておいてあげるから。

ONE KAMAISHI



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