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クロード・モネを堪能


フランス旅行を決めた一番の理由は
モネと言っても過言ではないというくらい好き。


ちなみにフランスへの興味、美術が好きになる
きっかけもモネ
でした。
murakawaです🐰

わたしのフランスの行程表は別名モネツアー
かもしれない笑
モネを思う存分堪能したことを記そう。


モネツアー概要


1日目

☆マルモッタンモネ美術館
ブローニュの森の近くで中心から少し離れている
滞在時間1h
⚠︎ミュージアムパスが使えない

☆オルセー美術館
美術館としても有名、印象派が多く展示
セーヌ川沿いにあり立地も良い
滞在時間1.45h(もっと時間欲しかった)
⚠︎ほかにもオルセー美術館について書きたいところがありますが今回はモネに絞ります。

2日目

☆ジヴェルニー
パリから2時間ほど(バス)で行ける町
電車でも行けますが、乗り換えが不安だったのでツアーで行きました。
滞在時間2.5h

3日目

☆オランジュリー美術館
チュイルリー庭園内かつセーヌ川沿いにある
モネの睡蓮をゆっくり鑑賞できる場所
滞在時間1h


3日間かけて少しずつモネを堪能しました🥰


①マルモッタンモネ美術館

あんまり名前が知られていないのかな
この美術館を一言でまとめると

印象派の由来となった印象日の出が飾ってある所

因みにパリに着いて最初に訪れたのがここでした
パリに本当に着いたという実感、そして生でモネの印象日の出をみて涙が出た

外観
地下、1階、2階が展示室
チケットの裏の絵はバラバラ
印象日の出を引き当てました✌🏻


マルモッタンモネ美術館のポイント4つ


☆滞在時間が1hほど
とても回りやすい見やすい美術館
ちょっと良い家を見学する気分で館内を回れます。元々マルモッタン氏の個人宅でした。
日本で展覧会行くよりも全然気持ち的に楽
(わかる人にはわかるはず)

☆グッズが豊富
地下一階がほぼモネ
なこともあるかもしれません
オルセー美術館、オランジュリー美術館よりも1番わたしにウケましたジヴェルニーと同等

グッズを購入した際に紙袋に入れて貰えたのですが、とても可愛い(無料で付いてきた)
ぜひモネ好きの方ここで購入してきてください

トレーを購入
パリ市内のお土産屋でも沢山売ってますが
ここの柄が気に入りました


☆絵だけでは無い
モネの特大写真やパレットが飾ってありました

パレット
ツーショットを撮れるのはここだけ


☆空いている
なんといっても圧倒的に空いてます
ちなみに10/14(土)に行きました
予約はせずに当日行って受付で券を購入
大人12€ 学生8.5€


少しマイナーな美術館かな?
でもモネが好きな方なら行くべき!美術館です



②オルセー美術館


パリの美術館としても有名
元々は駅でしたが美術館に改装されており、コンバージョンの例としても名が知られている

左上から
散歩、日傘をさす女 右向き 左向き ルーアン大聖堂
サンラザール駅 国会議事堂 積みわら



オルセー美術館のポイント3つ

☆色んなモチーフが見れる
館内は広いですが5階に全て展示されています。
(⚠︎閉館近くなると5階から閉まります)
ルノワールやドガ等他の印象派の作品も一緒に観れます。
フランスで1番、なんならモネを世界で1番展示されているのではないかな?(ソースがない😅)
先程のマルモッタンモネ美術館も展示数は多かったけど、モチーフの数に関してはこっちの方が多い。


☆有名なモチーフ散歩、日傘をさす女が展示
またまたモチーフの話
有名なモチーフなのに実際に見たことがない人が多いでは?
なんとこのモチーフは三部作で、オルセー美術館に2つナショナル・ギャラリー(ワシントンD.C.)に1つ飾られています。

☆"連作"が並ぶ
連作がならんでいることで
日当たり具合、時間経過、色彩の違い…
色んなルーアン大聖堂を見比べる事が可能
これぞ連作の醍醐味



大学の展示企画の課題で
「モネの連作展」を提案しようとしましたが
保険や輸送を考えたら莫大な資金が必要なので諦めた🤦‍♀️
そんな私にとっては夢のような空間でした✨️



③ジヴェルニー


43歳から生涯の半分を過ごした場所(1883~)

モネの家、睡蓮の池、庭園…
モネの主要なモチーフがジヴェルニーに詰まっている。

そんな場所にいるわたし(モネ好き歴5年)
しみじみ


写真と共にジヴェルニーのポイント

☆アトリエを改造したお土産売り場
アトリエを改造、モネはここで制作していたんだ
と思わせるような一角がありました。

お土産もモネしかない、量が豊富とセンスの良さ
マルモッタンモネ美術館と同じぐらい刺さった

トートバッグを購入

☆チケット
本物見る前からテンションが上がる

ミュージアムパスを買うと個別のチケットが無いのもあって余計に上がりました⤴︎︎︎

☆睡蓮
ジヴェルニー、実は11月から3月までは閉園
(2023年は4月1日~11月01日)⚠︎冬は空いてない

10月の半ばに訪れたので睡蓮も終盤感がありました😅夏の方がもっとキレイなんだろうな

でもこの場所に実際にいるという感動
そして天候に恵まれ、青空の下光が差し込んだ池は格別で胸がいっぱい

☆日本画が展示
モネの家の中には、これでもかというほど日本画が飾られており、ここからもかなり影響を受けていた事が分かりました。

少し前に北斎展行ったばかりだったので、フランスでこんなに日本画を見ることになるとは。


モネには興味無いが花屋で働いている妹にとって
庭園は楽しめるかなと思ってましたがもう1つ楽しめる要素がありました💐

何とBLACKPINKのリサが少し前に訪れた様子をInstagramに投稿
その写真と同じような画角で妹を撮影📸
これぞ推し活🫰
なんという偶然!アリガトウ、リサさん



④オランジュリー美術館


睡蓮を座って眺めながら対話、瞑想する場所

ここに展示するために作られた作品は
第一次世界大戦後
友人クレマンソーに頼まれて描かれたもの
そしてモネが亡くなった翌年に睡蓮の部屋が完成



オランジュリー美術館のポイント

☆睡蓮と対話部屋
いや~勿論知ってはいたけど、実際にみて圧巻
なんて書いたらいいんだろう
他に例えが思いつかない。世界中に探してもない、唯一無二の部屋でした。

じっくり近くでみて
"ここの光の加減、色彩が好きだな"と思ったり
椅子に座って全体を見て
"昨日訪れたジヴェルニー"に思い馳せたり

本当に贅沢な時間を過ごしました。
2つ部屋があるので比べるのもいいと思います。

いつか自分で好き勝手にデザインして唯一無二のお気に入りの部屋を作りたいな
またひとつ夢が増えました🫧

☆いい広さ
オルセー美術館、ルーブル美術館に行ったあとに行くとこじんまり感が強くて
個人的にはいい広さだなと思いました。
2つの美術館に比べて人も少なく見やすい印象

観光客が多いパリでは結構大事な要素かもしれないです。そういった意味でも落ちついて瞑想出来る場所でした。




わたしなりのモネツアーのポイント

モネが大好きなみなさんお気づきですか?

これわたし意図してなかったのですが
原点から生涯をかけて順に回っていたんですよ

マルモッタンモネ美術館
印象派と名前づけられた原点
印象日の出(1872)が飾ってある

オルセー美術館
モネが(1871~76)まで住んでいた
アルジャントゥイユで描かれた作品から
ジヴェルニーでの作品まで幅広く展示

ジヴェルニー
43歳(1883)から生涯の半分を過ごした場所

オランジュリー美術館
亡くなった翌年(1927)に完成した睡蓮の部屋


旅行終わってnote書いて整理している時に気づきました😳ビックリ


なんなら帰国日10月20日は

上野の森美術館で
モネ 連作の情景 の展示が始まる日でした。
東京そんなに行けないしそのまま行けたらいいな
と思ってたけどとても疲れたのでやめました笑
(後日ちゃんと行きました)


とまあ、原点から生涯にかけて
パリでモネを思う存分に堪能した。

妹よありがとう、付き合ってくれて
きっと友だちとだったらそんなわがまま
通らなかったかもしれない

そして、パリで私の小さな夢が叶いました。


それは

「フランスでモネの絵のレプリカを買う」


どこで買おうか悩みに悩み
ジヴェルニーで無事に購入しました🥰
(美術館のお土産売り場にレプリカ売っていたのかよく分からなかった)

迷いに迷い、オルセー美術館所蔵
アルジャントゥイユのひなげし(1873)に決定



いまは自分の部屋に立てかけてありますが
実家を出たら玄関に飾る!

絶対毎日ニヤニヤしちゃう

ではこのへんで

murakawa🐇



p.s.
実は去年の夏休み🏖高知県にある

北川村 モネの庭 マルモッタンへ一人旅

まさか、翌年にジヴェルニーへ行くなんて……
その時は思いもしませんでした。


日本でジヴェルニーを感じられるオススメの場所


毎日少しずつ書いていたら10日間経っていました

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