向き不向きとタイミング

昨日の午前中に、お世話になっている先生の誘いで軽めの起業セミナー的なものに参加してきました。やりたいことをやっていこうとする人を応援する起業コンサルの方の説明を聞いたり、簡単な診断などをやってみました。その診断によると、私は継続したり、分析したり、リスク回避したり、しくみを構築したり、何かを成し遂げたりするのは割と得意なのですが、勢いで何かを始めるとか、情熱だけで動くとか、そういう瞬発力、行動力、熱さ、感動みたいなものが弱いというか苦手、という結果になりました。思い当たる節がありまくりで、仕事を辞めてから、周りに何かやりなよと言われても一向に始める気配がなかったり、いつまでもリスク回避と分析に終始していたり、なんだかんだ半年以上noteを書いてたりと、「そのまんまだな」と感じました。

思いや考えは起業向きなのですが、能力や適性的には起業向きではないということですね。私が始めるのが得意な行動派だったら、もうすぐに始めていたと思います。私にとっては始めるのが一番の困難で、続けるとかやり遂げることの方が得意みたいです。そのコンサルの方によると、私みたいな人は、始めるのが得意タイプの人と組んだり、お願いしたりするのが良いみたいです。本当にそうだろうな、と思いました。なんでもかんでも一人でやろうとする節があったのですが、苦手な部分や弱点は誰かと補い合えばいいのかなと感じ、ちょっと気が楽になりました。

1年以内くらいには自分の仕事を始められれば良いなぁと思っているのですが、あと1年もこんな宙ぶらりんではいけないような気もするので、もう一度誰かに雇われるとか、就職するということも本気で視野に入れていこうと思います。永久に就職するつもりなのではなく、超苦手な「始めること」への準備として、将来につながりそうな分野で働くのはプラスになると感じます。起業や自分の仕事をするのを諦めたわけではないのですが、まだ始めるタイミングではないのかな、という感覚があります。もしかしたら一人で何かをするより組織にいた方が能力を発揮できるかもしれないという気持ちもあり、その迷いの気持ちを確かめるためにも、もう一度働こうかなと思いました。

できれば私がこういう活動をしていることに理解があって、多少の融通をきかせてくれるようなところで働きたいとは思いますが、いらんこだわりは捨てて、何でもやってみようという開き直りもあります。やりたくないことや、本質的に世の中のためにならない、と思うことは、やらないつもりです。そうしてしまうと、公務員の時と何も変わりませんからね。あくまで自分の好きなこと、やりたいことの軸は大切にしたいです。

人には向き不向きがあるし、タイミングというものもある。何かを始めるのが苦手な私が「始めよう」と決めるまでにはまだ時間がかかりそうです。私がやりたいサービスを自信を持って提供するためには、まだ勉強と自己研鑽が必要と感じています。どうしても中途半端なレベルのものを提供できないからです。ここまで書いておいて就職するかはわからないのですが、「起業しなきゃ、始めなきゃ」という焦りや強迫観念からは少し自由になれた気がします。向き不向きとタイミングをわきまえて、今の自分のベストを尽くしていければ良いなぁと思います。

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