何かに夢中になれる人は強い

あらゆる分野で一流になれる人って、何かに夢中になって没頭することができる人だと思うんですよね。さかなクンとかが良い例ですが、とにかく好きで好きで仕事になるお金になるとか考える以前に好きすぎてそればっかりやっている人。一回ハマると寝食を忘れてひたすらそればっかりやるというタイプ。私の感覚では男性の方がそういうタイプは多い気がしますが、突き抜けている人って例外なく、頭でああだこうだ考えずに好きなことに夢中になれる人ですよね。

私はどうだろうと自分を振り返ってみると、確かにたまにスイッチが入って、時間を忘れて○○していた、ということはありますが、興味の対象が多すぎて一つのことに集中できない傾向はあり、いろんなことを同時進行でやっています。一つのことを時間を忘れてずっとやる、という経験は今までの人生においてもほとんどなかったように思います。だからこそ、何をしているときが楽しいのか、何が好きなのかということが今でも確信を持てないし、日々やりながら確かめているようなところもあり、大人になってから苦労しています。やっぱり今までの人生で主体性を持って生きていなかったことが、ここで問題として浮上してきているんですね。昨日の「言われたことだけをやる」に慣れすぎての記事と同じことを繰り返し書いています。

ついでに言うと、例えば誰かとお昼を食べよう、となったときに選択肢が多すぎる場合、どこのお店に行くかを決めるのとかも苦手です。一人だったら良いんですが、二人、三人、四人となるにつれて苦手になってきます。「ここにしよう」「あのお店行ってみたい」「あれが食べたい」という意思表示をすることってほとんどないかもしれません。自分の気持ちを伝えることができないというか、そもそも自分が何を食べたいというものがいつもない気がします。これも主体性がない一面ですし、周りの様子に合わせがちな傾向をよく表していますよね。だからパッと決めてくれる人がいるとすごくありがたいです。私のように自分の気持ちや本音がわかりづらい人は、日々の小さなことから「自分で決める」「自分の意見を言ってみる」ことは、主体性を持って生きるための一つの訓練にもなるでしょうね。

ここまで書いてきて思うことは、「何かに夢中になれる」ということは、自分に自信があり、自己肯定感が高いということでもあるということ。他人に何それーとか勉強しなさいとかもっと仕事になりそうなことあるでしょとか色々言われても、ただこれがやりたいからやるのだと言い切れる自信。自分の好きなことや興味のあることに対して疑いなく絶対的に信じられること。それは自分への信頼にもつながることですよね。夢中になる、没頭するなんて簡単じゃんと思いがちなのですが、やろうとすると意外と難しいというか、そんなに夢中になれないものなんですよね。頭のノイズが邪魔したり、そのことが本当に好きなのか確信が持てなかったりして、時間を忘れてハマるまでには至らなかったりします。だから、今夢中になれること、没頭できることがある人はすごくラッキーで、遠慮なくそれを続けていけば良いのだと思います。

なんとなく女性の方がこういうタイプは珍しいと思うのですが、そもそも他人との協調性や和を重んじる傾向が強いからかもしれません。何かに夢中になる時って大抵一人の作業なので、群れてワイワイコミュニケーションやおしゃべりを楽しむ感じとは対極にあります。男性でも友達付き合いが広くて交友関係を楽しみたいというタイプよりも、一人家でこもって何時間でもパソコンと向き合える…というタイプの方が突き抜ける傾向はあるように思います。突き抜ける人は個性的でコミュニケーションに難がある人も多そうですし、どっちが良いとか悪いとかでは全然ないです。個人の生き方は本当に人それぞれですからね。

奇人変人に見られるほどではないにしても、今流行の「好きなことで生きていく」ことをしていこうとするのであれば、何かに夢中になること、そして自分が好きなことに確信を持つことは重要になってくるでしょうね。私のように主体性を持って生きてこなかった人にとっては、凄まじいハードルでもあるのですが、この試練や困難も自分の人生を取り戻すためには必要な過程でもあるので、日本人的いい子ちゃん代表として、鋭意人体実験していこうと思います(笑)。困難があるからこそ人間ドラマの主人公になれるわけですからね。自分を取り戻す日々の記録noteもいつか自分以外の誰かの役に立つ日が来ると良いなぁと思いながら綴っています。

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