「パーソナルウィル」を肚に落とす

私はよく「自分の人生を生きよう」といった話をしていますが、「自分の人生ってなに?」と改めて思った時に、それはごく私個人のレベルではなく、もっともっと大きな全体からみた「私」の人生であるということが、ようやく腑に落ちてきました。頭でわかっているのと、肚でわかってくる、というのは違いますからね。

先日の自然医学の講座で、「the Will of God」(神の意志)と「Personal will」(個人の意志)の話を聞きました。どういうことかというと、宇宙の壮大な大計画(つまりは神の意志)があり、その計画を成し遂げるための分化した役割分担として「パーソナルウィル」が個人個人にあるという話。私たちの魂はもともと一つ、ワンネスとか分離のない世界とか、スピ用語では言いますが、それと似たような話です。私たちはバラバラに動いているように見えて、一つの大計画に基づく個々の役割を果たすような形で「意志」が与えられているということであり、それが「自分の人生」であるということ、自分の人生を創造する第3チャクラに関わってくる部分であるということです。

私が感じたこととしては、宇宙の大計画であったり神の意志と呼ばれるものというのは、結局ひとことで言うと「調和」であって、不調和な部分も含めて調和していく、ということだと思うのですね。すべては「調和」に向かいたいということ。「バランス」や「統合」という言葉もありますが、バランスが整い、統合されたうえで最終的には「調和」する、という意味ではやはり最終到達点は「調和」なのだと思います。

「パーソナルウィル」を肚に落とし、真に自分の人生を生きていくためには、自分の思いや感情に気づくことが大切ですよね。私がここ数日、インナーチャイルドや感情の解放について思いを馳せていたのにはやっぱり意味があって、自分の人生を創造的に生きていくためには、今までに溜まって解放されていなかった感情を出しきらないといけませんし、本音ではどうありたいのかということをしっかりと感じきる必要があります。

内観してみて、私の中に根強い感情として気づいたのが「悔しさ」でした。小学校のを時から受験で厳しい競争、序列社会にいたということもありますし、公務員時代に常に「報われない」と感じながら仕事をしていたことも大きな関係がありそうです。能力を活かしきれていない感、発揮できていない感が、この「悔しさ」の根底にある気がします。私は自分の能力を活かしきれていない、発揮できていなくてずっと「悔しさ」を感じていたのか、と気づいただけでも一歩前進、という感じなのですね。それがわかったからこそ、じゃあこれからは自分の能力を活かして、発揮していこうという決意、コミットメントを強化することができるのですから。

じゃあその「自分の能力」ってなに?ということになると、より具体的な話になってきます。自分にどんな能力があって、具体的に何をしていくのか、ということについては、しつこいようですが占星術でホロスコープを見ていくと、かなり見えてくる部分がありました。フラワーエッセンスも助けになります。

具体的な事柄については、個人個人全く異なってきますが、とにかくまず初めに大事なのは「私は自分の人生を生きるのだ!」という決意だと思います。そう決めてようやく、その方向に人生が流れていくということです。壮大な宇宙の大計画を成し遂げるために私に割り当てられた「パーソナルウィル」を、第3チャクラにしっかりと落とし込み、自分の能力を最大限発揮できる人生を創造していく決意を固めた今日この頃です。

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