まずは半径3m以内の人を幸せに

世の中全体が少しでも良くなるように、「分かち合い」「助け合い」の社会に近づくように、自分のできることを小さなことからでもやっていこうと思いながら毎日を過ごしていますが、そうは言っても思いのスケールが大きすぎて具体的な目に見える変化は起こしにくい(からモチベーションが続きにくい)ことも同時に感じる今日この頃。世の中や社会というスケールでものを考えるとどうしても無力感を感じたりしてしまいますが、そんな時は自分の身の周りの半径3m以内くらいのミクロな視点に落としてとらえ直すようにしています。

どんなに有名な人、顔の広い人、著名な人であっても、プライベートで深い人間関係を築くことのできる人数というのは限られていて、腹を割って何でも話せる間柄の他人というのはせいぜい片手で数えられる程度のものなのではないでしょうか。どんなに長く一緒に暮らしている家族であっても腹を割って何でも話せるわけではないし、付き合いの長い友人であっても話せることと話せないことがあったりしますよね。心の奥深いレベルで通じ合える人、理解してくれる人、認めてくれる人というのは本当に貴重で、そういった人が一人でもいるだけで救われる思いがすることもたくさんあります。いくらFBなどの友達の数が多くても、たくさんの人にフォローされて人気者であったとしても、いずれも表面的な浅い付き合いであれば、人間関係において本当に心が満たされて幸せな気持ちになれることはあまりないんじゃないかな、と思ったりします。

半径3mというのは物理的な距離もそうですが、本当に言いたいのは心の距離のことであって(実際3mって結構あるか―)、とにかく本当に身の周りの親しみを感じられる大切な人という意味で書いています。壮大な目標を心に描くほど、たくさんの人に影響を与えたいと思ったり、多くの人に支持され評価されたいと思ったりもするものですが、やはり大切なのはまずは身の周りの人との関係性を良好で愛のあるものにする(保つ)ことだと思っています。自分の身近な人を幸せにできない人が、たくさんの人を幸せにできるはずがない、みたいな格言(?)もありますよね。もっと言うと、自分自身が幸せで愛にあふれた人でない限り、世の中に対して良い影響を与えられるはずないんじゃないかなと思っていて、世の中を変えたいならまず自分の内側を変えること、これは私が100%確信を持って腑に落としている人生の大きな学びです。だからこそ、もはや内面の目標しかなくなったという記事に書いたように、とにかく自分の内側を見つめることを徹底的にやっていこうと思うようになったんですよね。

社会に良い影響を!とか、世の中のために!と頑張って仕事やボランティア活動などに奔走している人はたくさんいらっしゃることと思いますが、一番大切なのはその方の身近にいる大切な家族、友人など周囲の方をまずは幸せにすることなのではないかなと感じます。前にも書きましたが、多くの方が他人からの評価を一番に気にして行動しているので、「家族と良好な関係を築く」といった地味で当たり前と言われそうな(誰も評価してくれない)ことに本気で取り組もうとはあまりしないんですよね。社会と家庭がマクロとミクロの相似形なのだとしたら、まずは家庭を平和で愛のあるものに、「分かち合い」「助け合い」の精神で向き合っていくことが大切なのではないかと思っています。壮大な目標に対して一番貢献できることというのは、実は最もミクロな単位のことだったりする、というのが逆説的で面白いところです。私は幸いにも自分の生き方、価値観、思想を本当に理解して認めてくれていると感じる人がリアルかつ具体的に3人います。まずは家族とその3人の方と愛にあふれた良好な関係を築けるように、内面をよりいっそう磨いていこうと思っています。

オフ会リクエスト募集中~→オフ会・イベント情報

note過去記事一覧はこちら

ホリスティックな健康をサポートするGreen Cosmoのページはこちら

「note見た」で友達申請→村上遥のFacebook

Twitter再開しました!→Twitter

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?