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#22 不登校生徒の心に寄り添いたい

こんばんは、本日は養護教諭になってからの目標をお話ししたいと
思います。

そもそも男性養護教諭は少ない
全国には4万人の養護教諭がいると言われてますが、
女性の養護教諭が一般的です。

男性養護教諭は、4万人のうち86人しかいません。

男性養護教諭のメリット
男性養護教諭は、男子生徒の性の悩みを聞いてあげることができます。
他にも怪我や病気で倒れてしまった生徒を抱えて運ぶことができる点が
あります。

デメリット
女子生徒の対応は難しくなります。

例えば、
女子生徒の発育に関わることや健康診断の配慮などの問題に加え、
怪我の1次救命にも配慮が必要になります。
(セクハラだと思われる可能性がある)

そして現在の養護教諭の倍率を見ると、
小学校は4.5倍、中学校7.5倍、高等学校7.7倍と高くなっています。

そんな過酷な状況下でも男性養護教諭になりたい理由は、
いじめをなくしたい」ということと、「不登校生徒の心のケアをしたい
ということです。

1つ目の「いじめをなくしたい」というのは、自分も同じような
経験をしているので、自分と同じような思い出を作ってほしくないと
いう気持ちがあるからです。

いじめを見逃してしまう学校が問題になる中で、生徒の心に
大きな傷があることを知らない人が多くいます。

いじりから始まり、いじめへと発展する。

少しの嫌がらせが最終的に暴力や暴言を受けることになるということです。

受ける側は、苦痛を受けてしまい、自殺をする生徒もいます。

自殺してからいじめが学校内であったと言っても、その生徒が帰ってくることはありませんよね。

年々、いじめが増加し、自殺者も増加しています。
いじめから救いたいから養護教諭を目指しています。

2つ目は、「不登校生徒の心のケアをしたい」というのは、
年々、不登校の割合も増加していて、今では保健室登校も
当たり前になってきています。

不登校になる原因の一つに「不安」、「対人恐怖」というのが
あります。
他にも「非行」や「いじめ」、「進路」などがあります。

対人恐怖とは、他人と接触することが怖くなってしまう症状の一つです。
※思春期の時に起こることが多い。

いじめを受けていた頃に、
自分も同じように対人恐怖になったことはありますが、
女性の人と関わることが怖かったです。
電車で隣に座るだけで心拍が上がったり、
変な圧を感じるようになってしまったことがありました。

ただ、私の場合は男性同士であれば、何にも感じなかったので、
不登校にならなかったです。

ただ、辛い人は辛いと思います。
だからこそ、不登校生徒の心のケアをしてあげられるようになりたいと
思っています。

スクールカウンセラーではダメなのか
スクールカウンセラーの資格も取得したいと思ってはいますが、
養護教諭を諦めないのは、精神面だけでなく、健康面もケアをしてあげる
ことができるという点です。

また、生徒だけでなく、教員や保護者の精神面をケアすることが
できます。

あとは、上級救命講習の資格を取得した時から、「困っている人がいたら
声をかけたい
」ということと、「怪我をして苦しんでいる人がいれば、
その人の命を救いたい
」と硬い目標があるからです。

そういう目標から私は、養護教諭になって、
いじめをなくしたい」ということと、
不登校生徒の心のケアをしたい」と考えています。

本日も読んでいただきありがとうございました。




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