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家相は大事:7

家相を拝見していますと、その家族の誰かの「居場所がない」ということがります。
その方の位置、例えば長男なら東に不浄物(階段・トイレ・お風呂など)がある場合は「長男の位置が凶相」という言い方で、その人の性格や行動、健康に欠点が出てきますが、もっと問題なのは、その部分が大きく欠けていたり、到底人が住める状態になっていないことがあり、そういう状態を「居場所がない」という言い方をします。

「居場所がない」ということは、本来自分が休息をとったり、眠る場所が無いということですから、心の落ち着く場所も無いということになります。
当然、家を空けがちになるし、意味不明の独立をして一人暮らしをしようとしたりします。
主婦の場合でしたら、必要もないのに働きに出かけ家事が疎かになるくらいならいいのですが、主婦の役割をしないし、主婦の立場を放棄するわけですから、不倫の原因になったりします。
生年月日と家相がわかっていれば、不倫はだいたい見破れます。

お子さんの場合は、友達のところに入り浸って帰ってこないくらいなら、まだいいのですが、意味不明に都会に憧れて無計画に家を出たり、家出をしたりします。

かなり前に、私の師匠に新築の相談があった家が、息子さんの居場所のない家だったので「この子は、いずれ思わぬ形で家を出るようになるから、(まだ図面の段階なので)変更してもらった方がいいですよ」とお伝えしたのですが、「主人が気に入っていて、言えば機嫌が悪くなるから・・」と言われるので、「では、仕方ないですね」と言ったら、「でも、大丈夫ですよね?」と訳のわからないことを言われるので、「いいえ」とお伝えして別れたのですが、その後噂は入ってきて、この子は登校拒否の末に15年経って(家相が現象になるのは15〜25年後)覚せい剤に手を出して、自殺して、この家を出たそうです。

師匠は、そんな昔のことは忘れていたのですが、母親は「あの時言われたことを聞いておけばよかった」と泣いていたそうです。

持ち家に限らず、天中殺で家や部屋の契約をすると「思いもよらない形で手放す」ことになりますが、これに加えて自分の居場所が無いと、事故による死か、病院のベッドから戻ってこれずに手放すことが多いので、家相は一度チェックされた方が良いでしょう。
師匠と同じ先生について占いを勉強した女性が、異性に目が眩んで、知っていたにも関わらず、結婚して「この状態」で家を建てたので「言ってあげないと!」と忠告したのですが、「嫌われたら困る」という理由で、結果的に7年後に事故でご主人を亡くしました。
7年と早かったのは、前の家と同じ家相だったので、その年数が加算されたからです。

これまでの事例のように、大嘘をつく家相の先生も驚くほど多いので、実力をよく知った上で相談しないといけませんが、比較的家相は当てやすい占いです。
ということは、まともな占い師であれば「家相を外すことはない」ということです。

一生に一度の買い物を「そんなわけはない!」で片付けていたら、後悔してもしきれないことになりますよ。

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