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【驚きの雑学】布団干しで布団は叩いてはいけない理由


布団を干す際に、布団たたきでガンガンと叩いてホコリを落とそうとする方は多いと思います。
ですが、これは実は布団にとって悪影響なのです。その理由は次の通りです。

布団の繊維や中綿が切れる
布団を叩くと、衝撃で表面の繊維や中綿が切れます。
ホコリがどんどん出てくるのは、この切れた糸くずが増えているからです。
さらに、布団表面に付着するハウスダストも衝撃で細かくなります。
一部はホコリと一緒に出ていきますが、細かくなったハウスダストは奥に入り込んでしまいます 。
布団の寿命が縮む
布団の繊維や中綿が切れると、布団の厚みや弾力がなくなってしまいます。
また、敷布団の場合は中綿(敷布団の骨組み部分)が傷つき、凹んだり、偏ったりすることもあります。
これらは布団の寿命を縮める原因になります。

ダニやアレルギー物質を取り除けない
布団を叩いても、表面にあるものしか落ちません。
布団の奥にあるダニやダニの死骸、フンなどのアレルギー物質は取り除けません。
逆に、力いっぱい布団を叩くことで、これらを細かく粉々にしたり、生きているダニが驚いて布団の奥に隠れたりする可能性があります 。

それでは、布団を干すときには次のような方法がおすすめです。

布団干しやほうきでそっと撫でる
布団を干した後は、布団干しやほうきで布団の表面をそっと撫でるように掃除してあげましょう。
これだけで外からついた花粉や土ボコリなどの汚れを落とすことができます 。

掃除機でじっくり吸う
掃除機を使って布団の表面から中までしっかり吸い取ることで、ダニやアレルギー物質を除去することができます。
1列5〜10秒くらいを目安に、端から順番に吸い取りましょう 。
掃除機にはダニ対策用のヘッドやアタッチメントを使うと効果的です。

布団自体を洗濯する
年に1回くらいは思い切って布団自体を洗濯することもおすすめです。
最近の布団は洗濯も乾燥もできるものが多いので、まずは洗濯表示を確認しましょう。
布団を洗うときは、コインランドリーを利用するのが便利です。
2時間くらいで洗濯〜乾燥まで終わって、フワフワでキレイになった布団を持ち帰れます。

布団を干す際には、布団たたきで叩くのではなく、上記の方法でケアしてあげましょう。
布団の寿命を伸ばし、快適な睡眠を得ることができますね。


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