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ここまできたら総得点1位を目指していきたい【9/11阪神戦●】

677点。

今季、今日までにヤクルトが失った点数の総数である。

ちなみに他球団の失点は、9月11日現在、以下の通りである。
巨人 517点
横浜 552点
広島 553点
阪神 528点
中日 502点

これを見ると、ヤクルトの677点がいかに芸術的点数かということがわかる。

もっとも失点の少ない中日(なのか!)とは175点、ヤクルトの次に失点が多い広島(なのか!)とでも、124点の差である。すごくないですか?すごい。

一方、597点。

これは今日までの時点でヤクルトがとった得点の総数である。

他球団はというと
巨人 605点
横浜 549点
広島 555点
阪神 491点
中日 505点

巨人に次いで2位である。その差は8点。

・・・これ、埋められるのでは・・・?

CSの可能性もなくなった今、ヤクルトが目指すべきものはなにか。それは、最多得点での最下位という輝かしいタイトルである。今、私が作ったタイトルです。

そのためにはとにかく、残された試合でみんなで打ちまくっていただきたい。4点差でも5点差でも7点差でも逆転負けできる能力を秘めた総失点677点のチームなので、どれだけ打っても勝てるかどうかはわからない。でもとにかく総得点数というのは積み上げるだけだ。減ることは絶対にないから目標にしやすい。打って打って打ちまくって得点しまくって欲しい。

さて、今日の試合でもそれなりに打っていたような記憶はあるのだけれども残されたスコアはやはりいつも通りの3-10であった。もはや2桁失点とか驚きもしないけれどもとにかくだいたいいつもこれくらいのスコアが残される。

これでは得点数1位にはなれない。3点っぽっきりじゃあ、巨人との8点を残り試合で埋めるのは少し難しい。やはり毎試合20点を目指していくべきなのである。せめて10点は取りたい。もちろん、10点取ったところで勝てるとは限らない。それは前提として、である。

だけど本当に、この得点の数だけ、確かに今年は楽しいこともたくさんあったよな、と、思う。今日でいえば、ココちゃんもてっぱちもいない中で、村上くんはまた、ホームランを放った。この597点の中に、村上くんが稼いでくれた92点分があるのだ。いやそれはもう本当に、すごい数字だ。

677点分、絶望した。なんでとってもとっても取られるねん!と、思った。だいたいいつも、1点取ったら4点取られた。だけどもちろん、「取られなかった点数」だってあるのだ。

今日、ルーキーの坂本くんは、2点を返した後の2イニングを、しっかり無失点で凌いでくれた。2点取っても8点取られなかった。それはいわゆる、「勝ちにつながるピッチング」だったと思う。つながらなかったけど。

野手は、得点の数字を積み重ねていくことができるけれど、投手が積み重ねていくのは失点の数だ。失うものと戦わなきゃいけない。それはとても厳しい戦いだけれど、でも今日みたいな投球を積み重ねて、それが坂本くん個人の自信と成長にだってつながっていくといいなと思う。

・・・そして来年には、この失点数を100点くらい減らしていただけるといいなと思う。いや100点減らしても、ダントツのワースト1位なわけだけれど、いつだって勝つべきなのは過去の自分自身なのである。


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