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画像と共に振り返る、ずーっと気になり続けてる機材の話 ~ベース編~

どうも、ギタリストだけど時にはベースオタクのkです。

以前投稿した気になる機材のギター編ですが、Twitterで予想以上の反響を頂き、ビックリしておりました笑 私的願望ダダ洩れの誰特記事でしたが、ご覧いただいた方、ありがとうございました! やはりオタクはオタクを呼ぶのか…?

自分でも書いていて中々楽しかったので、今回は第2弾ということでベース編を書いてみようと思います笑 前回同様、趣味爆発の予感がします。それでは行ってみましょう!

Sugi NB

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一発目は国産ハイエンドの最高峰より、NBシリーズです。このベースの何が良いって、4弦と5弦どちらでも違和感のないボディデザイン、これに尽きる。無駄な余白が無くて綺麗と可愛いが同居してるこの最強のデフォルメ具合、わかります?擬人化したら絶対乃木坂顔だと思うんですよ(?)

Birthstoneシリーズなんてまさにですが、Sugiの楽器って宝石みたいなんですよね。結構派手派手にしても纏まる木材と色使いのセンス、控えめに言っても最の高ですね。
トラディショナルな仕様の楽器の界隈では、我らが(?)Deviserが化粧材・カラーリング等に意匠を凝らした限定モデルを出していますが、Sugiはその最適解をオリジナルモデルで叩き出した点が脱帽ですね。メイプルよし、バールよし、その他化粧材もバッチリハマるってもう神でしょ…

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デジマ巡回中に見つけたカリン材モデル 天才すぎん?

何度か弾かせて頂いたことも有りますが、ネックと指板が滑らかすぎて指がヌルヌル動く感じ、「ホンモノ」だなと毎回感動しています。個人的にはデザイン面も踏まえると、指板はエボニー一択です。音の密度が高くて抜けが良いのも、ギタリストの好きポイント高いんじゃ無いでしょうか?(本職ベーシストの方的には結構好みが分かれるみたいですね)

流石に宝の持ち腐れ過ぎて手が出ないけど、眺めてるだけで笑顔になれるベースですね。

F-Bass BN5

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お次はThe・ハイエンド、F-BassのBN5です。
とにかくトータルの芸術点が高い。画像の白いモデル一択なのですが、PUカバーから指板に至るまでの完璧な統一感、たまらんですね。(杢目はこれくらい、色はTrans White位のもう少しはっきりと白いモデルが好きですが、適当な画像がなかったのでご容赦…)

ベースってハイエンドになればなる程、楽器というか工芸品的な要素が強くなる気がするんですが、F-bassはその中でも「原木感」が残っているとでもいうのでしょうか。画像の白いモデルや、エキゾチックなトーンウッドを用いた限定モデルに顕著ですが、流木のような佇まいが性癖を擽ってきますね。昔旅行で連れて行ってもらったカナダの原生林の風景が浮かんできます。

芯がありつつも優しい音も勿論◎ 前述のSugiと比べると大分使いやすいサウンドだと思います。こちら関してはカッタウェイが大きいボディとのバランスがとれている5弦が明確に好みですね。左側の角がバナナに見えた方は猛省してください(過激派)

私、デンマークのBoConceptというインテリアブランドが大好きなのですが、ここの家具とF-bassは絶対に相性が良いって思い続けてるんですよね。

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うーん、良い!(クソコラ)

いつかこのベースと家具が映える超モダンルームに住めるような財力が欲しいですね。給付金5000兆円ください。

Dingwall NG

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これまでの木材全振りセレクトから大分毛色が変わる、Dingwallのフラッグシップ機。これもサウンド・ビジュアル共にギタリストが好きそうなベースの最たる例って言っても過言でないですよね笑

全体的に機械的な感じでまとまっていて、木目フェチ的には新しい扉を開いてくれたベースですね。ピックガードの柄も独特ですよね。カラーリング名からも隠す気なさそうですが、楽器を見ているというより、フェラーリとかのシュッとしたスーパーカー見ている感覚に似ていると思います。

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Matt Gold この派手さでもアリだな…って思わせちゃうバランス感覚すごい

で、ここまでスタイリッシュなデザインを貫いているところにピョッと出っ張ったジャック部、あそこだけポップな宇宙人みがあって(伝われ)メチャメチャギャップ萌えポイント高いんですよね~ほんと可愛い… これでぺりぺりーをでぃんでぃんしたらさぞ気持ちいいんだろなぁ…(?????)

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ちょっと脱線しますが、SuperPのヘッドの窪み、ドチャクソに可愛くないですか?

…次!

番外編:Darkglass Electronics

ここまでで読者の皆さんには筆者の機材の好みが十二分に伝わっていると思います。そう、見た目です。身も蓋もないのでもう少しオブラートに包むと、洗練されたデザインをした機材はそれだけで興味が湧きますし、コレクション欲をそそられますよね。

そんな私の為に作られたような機材がこちら。

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https://性&癖.co.jp.って感じ

Darkglass ElectronicsのMicrotube 900 V2です。いやこれはもう反則ですね。これを見たときは本格的にベーシストへの転向を考え始めるレベルの衝撃でした。

ベースアンプ自体、ギターのそれと比較してスッキリまとまったデザインのものが多くてそそられるのですが、これはその極地ですね。無機質なアルミ筐体、ミニマルなフットスイッチ、さらにはフォントに至るまでの全てが、一切の無駄がなく洗練され尽くされてます。ギタリストかベーシスト、いや、そもそも使う使わない関係無しに、全世帯に1台給付することで国民のインテリアリテラシーを向上させる効果が見込めるレベルのデザイン点です。スガノマイクロチューブ、待ってます。

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こちらのAlpha Omegaもコレクション欲をそそりますよね。Microtubeと変わらずに性癖ポイントを押さえられているんですが、何といってもこのミニマルなロゴ。くぅぅ(語彙力の喪失)

Alpha Omegaはシャア仕様の赤いモデルもあるのですが、そちらも抜群にかっこいいので是非ググってみてください。テレキャスターでも同じことを思うのですが、元のデザインが洗練されているとアレンジの幅が広くて沼に入りやすくなるんですよね…Microtubeと並べて部屋に置きてぇ…

有名どころなのでご存じかとは思いますが、Darkglassはエフェクターも良デザインぞろいなので、これからもかっこいいデザインの機材がリリースされるのを首を長くして待っています。

最後に

案の定ただのハイエンド祭りでした笑 ギター編に負けず劣らず、好みが出たセレクトだったと思います。

コンポーネント系のメーカーではよく見られますが、ギターのハイエンド機種が隙の無い優秀な仕事道具になっていくのに対して、ベースのハイエンドってビルダーの趣味一直線に尖っていくのが個人的に見ていて楽しいポイントだと思います。今回AtlansiaやWishbassとかも載せようとしていたのですが、尺の都合上絞らせてもらいました笑

次は何やろうかなぁ。理想のエフェクターボード編とかもやってみたいな。

では!

<参考リンク集>

https://fbass.com/gallery/models/

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