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ドイツにも本音と建前はある?

こんにちは!
Sanaです。

今日は【ドイツにも本音と建前がある?】ということをお話していきたいと思います。

まず結論から言います。
私はあると思います。

物事をかなりはっきり言う、あるテーマについてずっと議論しているドイツ人たち。
最近までは"本音と建前"という概念すら忘れそうになっていました。

なぜ私が、ドイツにも建前があると感じたかというと、ある演奏会にドイツ人といく機会がありました。
ステージと客席が近かったので、どちらの様子も伺うことができました。

その演奏会では、近代で名を残している作曲家の作品が演奏されたわけですが、正直、私はあまり好きな演奏ではありませんでした。

客席の年齢層も高く、クラシックに精通しています、といわんばかりの客層。
前に座っていたおばちゃんが途中でフッと鼻で笑う場面もちらほら。。。

でも演奏が終わったらおおきな拍手と笑顔。
もちろん、演奏に対する賛美も含まれていますが、私の目には少し違和感に映りました。

そしてすべてのプログラムが終了、一緒に聞いていた知り合いに感想を求めたら、あれは分かってない、そんな曲ではないと言うのです。
(知り合いは長年オーケストラで働いているので、作曲家や曲の理解に精通しています。)

それは意見や感想として受け止め、個人が感じることは自由なので、ふんふん、と聞いていたのですが、そのあと、演奏していた奏者2人と話す機会がありました。

その場にいた私。知り合いがなんと声をかけるのか気になって耳を傾けていました。
そしたら、"すっごくよかったよ!"と言っており、私の頭は???になりました。笑

ああ、これが俗にいう"建前"ね。と理解するには時間はかからず、私は"包み隠さずなんでもはっきり言うよね、ドイツ人って"のステレオタイプが自分の中にこんなに強くあったのだなと、思うことになります。

(上記に書いている発言だけ切り取ったら、なんだかすごくネガティブで嫌な感じに聞こえてしまうかもしれませんが、そうではないということはここに明言しておきます。)

また同時に、その概念やステレオタイプについて自分に問う、いい機会になったなと思っています。

概念やステレオタイプについて気づかないうちに考えが偏ってしまっている部分が私にはまだあるので、これを完全になくすことは難しいと思いますが、理解をしようとする努力、学ぶ姿勢をみせることはできることとしてあります。

少し話はそれてしまったかもしれませんが、"本音と建前"についての概念や場面を、はっきりと感じ、私の中の意識に繋ぐことができて本当によかったと感じています。


生きてるうちはずっと勉強、ですね。


ここまで、読んでくださり、ありがとうございます。
Schönen Tag noch!Tschüss😃
Sana

#ドイツ #留学 #海外生活 #ステレオタイプ #Deutschland

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