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ドキドキの学校生活がスタートしました。

こんにちは。

すでに学校がスタートして約1ヶ月が経過します。
改めて、時間が経つのは早すぎるなと感じるとともに、その瞬間、瞬間の時間をきちんと有意義につかえているかな、と自身に問いかけるいいきっかけになっています。

さて、約1ヶ月間まずは学校で無事に過ごせました。記録として書き留めていけたらいいなとおもいます。


ミーティング

まずはクラス全員(一部どうしても来れない生徒を除いて)で、クラスミーティングがありました。
密を避けるために、廊下に椅子を円に並べて教授の合図でスタート。
今学期のプランや自己紹介などを話し合い、その場で実技系の授業、例えばアンサンブルのパート振り分けなどをしていきます。

ここで日本の大学にいたときと違うなと感じたことは、パート分けのときに、教授が「この曲誰がやりたい?」と聞くわけですが、自ら進んで手をあげるなり、なにかアクションを起こさなければすぐそのパートは他の人の手に渡り、自分の演奏機会は減ります。
日本で大学に所属していたときは、みんなに万遍なく演奏機会を与えられているように構成されていましたが、ここは主張してなんぼ!どんどん機会を自ら増やしていきましょう。


部屋について

今、私達、生徒が自由に練習できる部屋が4部屋あるのですが、これもコロナの影響により時間で区切られています。
クラスをまとめてくれているリーダーの子が、1週間ごとの予定と照らし合わせ、みんながグーグルカレンダーを使って予約している部屋を、適切な時間割り振ってくれます。

プフォルテと呼ばれる、部屋の鍵を貸し出ししてくれるところにも、書くクラスの予定表が配布されており、全て管理されています。
担当者によって対応はまちまちなのですが、厳しい人がいるときは予定表にない時間帯に鍵を借りに行くと、貸し出してくれません。笑

授業について

音楽大学なので、なんといっても実技の授業はマスト!室内楽やオーケストラ、個人レッスン、教授が特別に開いてくれるテクニカルトレーニングや楽器の歴史についての講座など、学校にいる先生たちだけではなく、時には外部の方を招いて授業の機会を与えてくれます。

内容については多岐に渡り、テーマが異なることを一度の学期にたくさん学べる機会があるので、すごく充実しています。

今はロックダウンの影響もあり、大人数でのアンサンブルは禁止されているので、教授の独断で小さなグループがいくつか作られており、そのグループの人数に準じたアンサンブルの曲を練習しています。


レッスンについて

レッスンは個人レッスンの他、グループレッスンの開催されています。(今は小規模でのグループレッスンです。)
今クラスの先生は教授含め3人の先生方にお世話になっているので、多いときには週に3回レッスンがあります。これは日本にいたときは考えられないくらい多いです。笑

日本の大学では専攻の先生が各楽器に1人もしくは2人おり、門下もある程度決められてしまうので、週に1回、自分の先生についてレッスンを受ける、というのがデフォルトでした。

一方ドイツでは、例えばティンパニーの専門の先生、打楽器専門の先生、ジャズ専門の先生など、細かに先生たちの役割が分かれており、もちろん自分が見せたい曲を持っていけば見てくれるのですが、ある程度その先生が得意とする・または専門である分野の楽器を持っていくことが多いです。


休学または1学期を(半年)1年間かけて履修するコース

ここが最も大きなドイツと日本の大学の違いではないかとおもいますが、ドイツには半期の間休学できるシステムと、半期を1年かけて取る(つまり勉強量を普通のゼメスターの半分にして1年間かけて半期を履修できるシステム)があります。

これは例えば特別な事情があり、どうしても学校を休学せざるを得ない人や、アカデミーやオーケストラで仕事できる席をゲットできた人を主に対象としています。

学校によってはそのシステムは何回までしか取れませんよと決まっている学校もあるので、予め、事務や先生に聞いておくなどしておいたほうが安全です。
またそのシステムを申請するときは、理由書や契約書などの提出が必要で、1番下の枠に教授や習っている先生のサインが必ず必要です。

以上、思い付くものと実際経験したものをばーっと書いてみました。
クラスの雰囲気もとても明るくて、みんな親切にしてくれて、とても楽しいです。



p.s.
今まさにコロナがすぐそこまできている状況で気が抜けないですが、対策予防を徹底していきたいとおもいます。


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