青森移住。そして畑づくりのはじまり。

畑づくりの記録として書いていきます。
自分で一から耕作放棄地を開拓するのははじめて。自給自足の暮らしに憧れてずっと畑がやりたいと思っていた。夫の実家青森県に移住してきて2週間。

義父が心躍る一言を言った。
義父 “うちの所有の山の裾に10年以上ほったらかしの土地がある。昔は畑をやってたみたいだけどなー。”

私 “えーーそこで畑したい!”

義父 “でもあそこは山がすぐ後ろにあるから
午前中しか日も当たらないし、草も木も生え放題だよー”

私 “そうなん?でも面白そう!最近菌ちゃんふぁーむってゆー自然栽培の動画を見て、それは草や籾殻だけで野菜を育てるやり方みたいでね、私もやってみたいと思ってん!”

義父 “えーそれだけで育つのー。肥料を入れないだめだと思うけどなー。まぁ機械や道具は揃ってるから思うようにやってみたらいいよー”

私 “うん”

こんなチャンスはない。
ずっと畑をやりたいと思っていた。
家庭菜園はチョロっとしかやったことがなくて苦労も全然知らないが、数年自然食品などを扱う店で働いてきていて、そういった調味料を集めてお料理したり、無農薬のお野菜を買うのが好きだった。こどもが生まれてからはとくにも気になるようになった。知れば知るほど、自給自足がしたい、農業がしたいと思うようになってきていた。

義父は農業学校を出てて、家庭菜園でいろいろな野菜を作っている。農薬はほとんど使っていないようだが、機械で耕し化成肥料や有機肥料を使って野菜を育てている。
いまアスパラは旬で義父の作ったアスパラは甘くてほんとに美味しい!
アスパラなんてスーパーで買ったらほんとに高いのに、贅沢にも毎日毎日アスパラで少し飽きてきたが毎日取らないと大きくなりすぎるからと、食卓はアスパラ祭り。
2歳の娘も大好きでよく食べる!

北陸出身の関西に5年住んでいた私はずっと青森には行きたくないと思っていた。実家からも遠いし、、寒いし、、(冬がコワイ、)
でも、子どもが今年3歳になる。夫からはいつかは青森に戻るからと言われていた。嫌だー嫌だーと思っていたが幼稚園に入るタイミングで行くべきかなと行動に移すことに決めた。

移住前も何度か訪れていたが
限界集落のような村。なにもないところ。
田舎出身だけどさらに田舎で、村にはもちろんコンビニ一つない。不便すぎてここで子育てできるイメージも正直湧かないのだけど、自然がある。
土地がある。山が畑がある。機械や道具がある。
これはほんとに魅力的で、この先どうなるか今はまだ分からないけど、どのような形でもこれからの畑づくりの研究として生きるだろうと前向きに
暮らしてゆくことにした。

同居にあたり、
いろんなモヤモヤがあったが
やりたいことができる環境になって、
毎日の夕飯の買い出しに、支度と、
やりたくないと思っていたことも
そんな風に思っている時間さえなくなっていたことに気付いた。
義両親は仕事、夫は仕事探し。
子どもを看ながらの畑づくりが今始まりました。

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