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『漁師のおしごと【冬のタコ籠漁編】』を公開しました

暮らしの中の「衣食住美」を通して“サステナブルな選択”を考える、福島発のメディア『ff_私たちの交換日記』で記事を書かせていただいております。
今まさに私の身近で起こっている浜のできごとを等身大でお伝えしたいと思い、今回は旬のいわきのタコ籠漁の様子を書いてみました。

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(記事冒頭より抜粋)
自分たちが住む地域の目の前の海を「地先(ちさき)の海」と言う。地先の海で操業をするのがいわゆる「沿岸漁業」。海外では小規模漁業と表現されることもある。
私の父が営むのも、沿岸漁業だ。

季節とともに少しずつ移り行く地先の海の変化にあわせて、獲る魚を変えていく。
獲る魚が変われば道具も変わるし、操業時間も変わる。市場への出し方も変わってくる。
変化が多い海を舞台にして生計を立てられるほどに稼いでいくことは至難の業であり、そこに面白さがあるのだ。

・・・・続きは『ff_私たちの交換日記』コラムで。


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『ff_私たちの交換日記』さんのコンセプトには、とても共感しています。
素敵なエディターさんの導きもあり、このWEBメディアに漁業のお話を書かせていただけることが本当に嬉しいです。

震災とその後の暮しの中で感じたこと。それは「衣食住」こそが、私たちの暮らしを良くする最小で最強の要素ではないかということです。目に見えない何かに怯えながらも、難しい専門家の話に耳を傾けながらも、私たちは欠かさず「着て、食べて、暮らし」ます。毎日止むことのない小さな継続と選択とが私たちをつくり上げ、そしてその私たち自身が“社会”をつくり上げているのです。

https://ff-ourdiary.com/about/『ff_私たちの交換日記』ABOUT

海と共に生きていると、ままならないことがたくさんある。でも、そんなままならないことをできるだけ小さな衝撃にかみ砕いて受け入れてくれる人たちが、海のそばでなりわいを続けているか限り、私たちと海との接点はなくならない。
私が伝えたいのは、漁業の特別感や非日常感ではなく、漁業が日常にあるひとたちの生き方や働き方です。

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