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感想 火焔の凶器天久鷹央の事件カルテ 知念 実希人 陰陽師の呪い。人体自然発火現象で焼死。スリリングな展開でした。



事件シリーズなので長編です。
本作は、構成がなかなかに良いので読み応えがあります。
最後までハラハラドキドキの展開でした。

「陰陽師の呪い」ということでした。
平安時代の陰陽師蘆屋炎蔵。
その人の墓を調べていた大学の先生が
人体自然発火現象で焼死。

キーワードは
呪い
人体自然発火現象

犯人は誰?
動機は?

今回、かなり苦戦しました。
というのも情報が入ってこない。

それは、現場に居合わした小鳥と天久鷹央を警察は犯人として見ていたので情報が遮断されていたのです。
絶体絶命の危機がやってきます。

展開も面白いし、ハラハラドキドキなんですが結末はあっさりしていた印象。
動機があれでは、そうなるのかなと納得ですが、何か最後が物足りない。
話し自体はかなり面白いので楽しめます。

炎上する建物に小鳥が犯人の一人を助けに入るシーンがあります。
勇気のいる行動です。
こういう能動的な激しい動きは、小鳥にはなかった気がする。

それと、最後の犯人を追い詰める
おとり作戦ですが、ああいうことを天久鷹央に隠れてやる
追い込まれていたからということもありますが、小鳥がアクティブになっているのが本作の特徴です。

火の中のシーンは、少し漫画的でした。
いくら何でもバイクが・・・。

映像化でもする予定あるのだうか?。



2022 11 20




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