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アメリカとキューバ 〜亡命について〜

ホワイトソックスをホームで迎え試合をしました。ホワイトソックスの1人のプレイヤーとはホークス時代に一緒のチームでした。

オスカーコラス選手

数年ぶりに彼に再会をしました!

キューバの大谷翔平選手と言われ、ホークスに入団した当初は二刀流をしていました。

その後、怪我をしてバッターに専念しています。

2019年に1軍登録され、初試合、初打席でやってくれました。

そんな彼ですが、2020年1月にキューバから亡命します。
もちろん、ホークスが彼を自由契約にしたわけではないので、他のチームと契約することは出来ません。
とはいえ、ホークスもいない選手のために登録選手の枠をずっと使うわけにはいかないため、2020年12月に契約を解除しています。

2022年1月にホワイトソックスと契約して、今年の3月にメジャーデビューを果たしました。

彼が3軍にいた時に私も3軍に所属していたので、思い入れがあります。

今回、彼と再会して改めてキューバとアメリカの関係性についてwikiで再確認しました。

1511年スペインの植民地から、1898年アメリカの軍政下に入り、1902に独立したが、アメリカの事実上の保護国。1959年のキューバ革命えソビエト連邦の影響下で社会主義国となった。

キューバ革命後にアメリカ資本企業を国有化したことを発端に1961年にアメリカとの国交が途絶。制裁対象国となった。

また、ソ連のミサイルが持ちこまるなど1982年以来テロ指定国家となっている(オバマ時代に解除されたが、トランプ政権下で再度指定)。

簡単にまとめるとこんな感じです。

日本にはキューバから多くの選手が来ています。
彼らは、彼ら自身が契約しているわけではなく、キューバ政府と各球団が契約をして日本に派遣をしているという形をとっています。

国交断絶しているアメリカとは選手が選手の契約をしたくても出来ないのですね。
ですが、キューバもただ選手の流出をさせているばかりではいけないので、各派遣先の国と協定を結んでいきました。

2018年にメジャーリーグとも協定が結ばれる予定でしたが、トランプ政権によって頓挫されました。


キューバ自体、裕福な国ではないため経済的な豊かさを求めて国を渡るのは多いそうです。これは、他の中南米の国を含め同じですね。

キューバの場合、亡命後は8年間キューバには帰国できないため、それを本人を含めどう捉えるかですね。

日本との生活環境が違いすぎるため、あまりピンときませんが、生きるため、家族のために決断をしているのでしょうか。
特に、日本で、数百万〜数千万をもらっていた選手が、アメリカにいけば契約金で億がもらえるとなると、ほとんどの選手が短い選手生活ということを考えると飛びついてしまうかもしれません。。。

あなたならどうしますか?



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