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入院するかしないか

今日も私は4時に起床しました。昨夜寝たのが23時半頃だったので4時間半睡眠ですね。でも寝起きは割とすっきりしていました。段々と早起きしてnoteに向かうことが習慣化されてきました。

以前のnoteにも書いたように、睡眠はとても大切です。長さも質も大切です。私は本来ロングスリーパーなので、今日のように短時間睡眠だった日はお昼寝をしてしまいます。しかも結構な長時間。それだけで1日が終わってしまうこともままあります。でも、眠れない、眠らないよりましなのです。こうやって私は昨年末から少しずつですが体調を取り戻しています。

年末に仕事が原因で爆発してからそれはもう悲惨な生活でした。神経が弱りすぎていつ暴走するかわからない危険な状態でした。希死念慮があったからです。お医者さんには入院を勧められましたが、私はなぜかそれを拒否し、10日間だけ実家に帰って静養していました。お薬も、緊急事態だからと頓服を毎朝飲むように処方されていました。それでもパニックを起こしたり泣きわめいたりしていました。幻覚(?)もしょっちゅうでまともに外出できませんでした。例の色分裂と視界ギラギラ現象がありました。

なんで入院を拒否したのか。お医者さんは「早くて1ヶ月、もしかしたら2ヶ月くらい入院が必要」と言っていました。でも私は自分のやりたいことができた時にそれができないかもしれない環境に居たくなかったのです。

私にとって作品を作ることが自分と対話する為にどうしても必要なのです。そして感じたことや見えたものをアウトプットする唯一の方法です。それが自由にできない環境に入ることは自分にとって良くない、とちょっぴりだけ残った理性で判断しました。

結果的に、時間はかかっているけれどすこしずつまとも(?)な生活ができるようになってきました。外出もできるし、最近はまた作品に精力的になってきました。

入院は本当に判断力低下や病状によっては必要です。特に「死んでしまいたい」とか思っている時には、そこから自分を守ってくれる環境だと思います。

私が仕事を通して爆発したのは「やっと見つけた仕事だから、少々辛くても感謝して頑張ろう」と思い続けたせいだと思います。無茶振りをされたり、本来の契約と違う条件で働かされたりがあっても前述の思いがあって続けてしまいました。そして爆発したのです。完全にキャパシティーオーバーでした。

私のように精神疾患を患ってる方々は数え切れないほどいます。その症状が大なり小なり、本当にたくさんの方々が病気によって苦しんでいます。私の友達にも同じ病気の子や様々な病状の子がいます。

そしてその病気を理解できない人ももちろんいます。でも私は「理解」を求めていません。少しだけでいいから耳を傾けて受け入れてもらいたいのです。精神疾患だからと言って腫れ物に触るように接して欲しくないのです。

今の私の生活は毎日がゆっくりと過ぎていっています。

活動的になれない日はゴロゴロしながらストレッチをしたり、貴重な眠気にはある程度正直に昼寝をしたり(あまり寝すぎるのも夜の睡眠に響くので良くないのですが)。すこしでも太陽の光を浴びたり。

そんな風に「ちょっとずつ」平和を取り戻しています。

もちろん処方されたお薬は飲んでいます。それは自分にできる最初の対処法です。それを怠ったら自分も周りも破滅してしまうという自覚があるからです。以前も書いたように、精神科の診察時間は案外短いです(それだけたくさんの人が受診しに来ているということです)なので、お医者さんに自分の状況を伝えるのには工夫が必要です。私の場合は、うまく話せないほど病状が悪い時はあらかじめ書き溜めた文章を読んでもらっています。主治医の先生は「とてもわかりやすいよ、また書いてね」と言ってくれます。

そして幸運なことに私の近くには同じ病気で病状も近い友人がいます。しょっちゅう連絡を取り合って、わかりみが深いありがたさを感じています。そうやって周りに支えられて私はラッキーだと思います。

こうして日々がゆっくりと、時々あっという間に過ぎていきます。私はその1日を大切にできるように噛み締めていきたいなって思っています。


おしまい。

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