【アイデア】バズりを金に変えるビジネス
今回の記事はゆるく考えるビジネスアイデアの話なので、気張らずゆるく見ていただけたら幸いです。
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「未来には、誰でも15分間は世界的な有名人になれるだろう」
これはコカ・コーラ、キャンベルスープ缶、マリリンモンローなど身近な物をモチーフにしたポップアートによって世界に衝撃を与えたアメリカのアーティスト:アンディ・ウォーホルの言葉です。
この言葉が発されたのが、今から50年以上も前の1968年の話で、その当時はスマホやSNSはおろかインターネットの母体となったARPANETも運用開始されていないような時代でした。
当時の人の感覚からしてみると、世界と繋がるということは夢の世界の話であったと思うし、世界中で有名になることは勿論のこと、その街ですら15分間の有名人になれるかどうか怪しいとほとんどの人が思っていたと思います。
しかし、50年後に蓋を開けて見たら、SNSによって誰でも15分間は世界的な有名人になれる可能性が出てきており、今やその15分間の脚光(バズり)は毎日何回も世界のどこかで起きており、もう到底追っかけることができないくらいのバズりが毎秒のように起きています。
そして、そのバズりが世界に少なからずのインパクトを与えることも少なくなく、多くの人を巻き込んでトレンドを作ってしまうくらいの力を持ち始めています。
どんな権威あるメディアが出したニュースよりも、勢いあるTweetの方が人の関心を惹きつけられるようになっているわけで、とりわけ最大瞬間風速的な観点で考えるとバズっているTweetが最もPV数を稼ぐことができる一時的なメディアであることは間違いないでしょう。
ですが、今はまだバズったTweetは投稿者に注目されている満足感と世界を少し動かしたというちょっとした優越感を与えるだけで、そこでは何の経済的な動きもなければ、集まっているPV数の活用方法が見つかっていません。
挙げ句の果てには、コメント欄で投稿者が自分ゴトの何かをここぞとばかりに宣伝するだけで、コメント欄を見た人は何の得もないことが多く、投稿者の自分ゴトの何かはほとんど宣伝されずに終わるということも少なくないと思います。
なので、僕個人としてはバズったTweetのコメント欄の枠は企業もしくはお金を持っている個人に売った方が良いと思っています。毎時間色んなトピックのバズりがどこかで起きていると考えると意外とバズっているTweetのコメント欄の枠を売りたい人と買いたい人のマッチングはありなのかもしれないと思っています。
コメント欄がどれだけ閲覧されており、そこからどれくらいの割合が貼ってあるURLから遷移するのか全くわかりませんが、「いいね×5円、リツイート×25円」とかにすれば意外と良いお小遣い稼ぎ&コスパの良い広告になるのでないかと思います。
加えて、これからもバズりはどんどん増えていくことが予想されますし、アンディ・ウォーホルの言った15分もどんどん少なっていき、もしかしたら秒の世界にまで短くなってしまうかもしれません。
そうなると、常時安定してPV数が集められるメディアにずっと広告を出し続けるよりも、瞬間的に最大風速が出すようなバズりを渡り歩いて広告を出し続けた方がコスパが良くなるなんてこともあるかもしれません。「バズっているTweetでよく見る広告」というブランディングも今っぽくてなかなか面白いような気がしています。
バズり産業はこれからも拡大していく気がするので、バズりをお金に変えるビジネスは意外と需要ありそうだなと感じた今日この頃でした。
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1997年の日本生まれ。