ゴッホの没入型展覧会「ゴッホ・アライブ」へ行ってきました
こんにちは。
年末に行った久しぶりの展覧会。
すでに半分以上忘れてしまっていますが、笑
覚えている限り書いておこうと思います。
2022年12月10日(土)〜2023年3月5日(日)
「没入型展覧会」というコンセプトの展覧会です。
本物の絵は一点もございません。
展示室360度全方向で楽しめる、体験型の展覧会。
ゴッホを知らない人でも十分楽しめる展覧会となっています。
展覧会タイトルの「ゴッホ・アライブ」はきっと、
「生きること」を追求した晩年のゴッホのテーマそのものではないかと思っています。
絵画を観るって、壁に飾られた限りある場所(キャンバス)を観て何を感じるか・・・というちょっとマニアックな世界ですが、
こういった体験型は、絵画の世界観を展示室の空間全体で感じることができるので、五感をフル稼働させている感覚で楽しめます。
ゴッホの有名な作品といえば、「ひまわり」や「夜のカフェテラス」「糸杉」などが有名。
入口を入るとすぐに、「星月夜」の世界へ。
壁と天井が鏡になっているので、無限に広がった空間のように感じられる。
一気にゴッホの絵画の世界観へ。
「ひまわり」の展示室では、一面ひまわりが飾られた空間の中で非現実的な世界観を味わえる。
ARという技術を使って、ひまわりの中にイラストのゴッホさんがあらわれるという体験ができます。(手持ちのスマホやタブレットで体験できます)
展示室の入り口に、QRコードが掲示されているので、それをカメラで撮ってブラウザでカメラの画面へ。
カメラを特定の方向へ向けると、ゴッホさんが現れます。
写真や動画を撮影することができるので、ついつい没頭してしまいます。
こんなかんじでゴッホさんが現れます。
そして、今回の展覧会のハイライトは・・・。
クラシック音楽と、ファンゴッホの作品の映像によるコラボ体験。
壁や床一面にプロジェクターで映し出された映像がいろいろな動きを見せてくれる。そこに、クラシック音楽が融合されるという構成。
音響も、映画館並みといいたいところではありますが、
そこは、もともとあった美術館の跡地なので、サウンドはイマイチだったなーという印象。
Yogibo(ビーズクッション)のようなふわふわの大きなクッションも設置されていたので、クッションに身を委ねて鑑賞するのもいいですね。(若い子限定、笑。年齢重ねるとふかふかすぎるクッションは逆にツライね)
ファンゴッホはオランダの作家で、ポスト印象派と言われる印象派の影響を受けつつ、新しいスタイルを確立していった時代の画家。
晩年はフランスに住んでいたゴッホ。
そこで多くの作品が描かれたこともあり、
フランス音楽とのコラボが多かったような気がします。
ゴッホとフランス音楽は合うね。
エリック・サティなんか本当にお似合いだと思う。
グノシェンヌ第1番とか・・・。
アンニュイな感じは、ゴッホのテイストととてもマッチしていると思う。
もちろん、今回の展覧会でも使われていました。
まさに、「没入型」体験。
クラシックをあまり知らない人でも、どこかで聴いたことのある曲も流れてくるので、楽しめると思います。
この絵には、この曲もいいんじゃないかな?とか
観ながらイメージふくらませていました。
この展示室はまだ見足りない感じがするので、
もう一度時間があったら、でかけてみたいと思います。
あまり書きすぎるとこれから観に行く人のイメージの妨げになってしまうので、このへんで・・・。
2回目観たら、追記するかもしれません。
ちなみに、フランス絵画はこういう企画他にもできそうですが、
個人的に、北斎や海北友松などの日本画でも観てみたい!と思います。
音楽もドビュッシーとか合うと思う・・・。
2019年に東京で開催された「ゴッホ展」を観に行った時の記事はこちら👇
アメブロになります。
2018年の夏に開催されていた名古屋市美術館での「至上の印象派展」の記事はこちらです👇
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