#155(Re) フォントですか?
2024.1.18.
体調不良継続中!
が、今日は大きな本屋に行ってみた。
無事に世に出たようで、一安心。
本作りでも考えるポイントの一つだが、文字のフォントってとっても大事。全角半角混ざっているとか、似ているフォントのようで文字間隔が違ってぱっと見の密度が違うとか…私はそういうのが結構気になる方だ。
今回は、フォントと手書き文字の与える印象について↓
◆◇◆◇◆◇
2022.9.28.
題名がおやじギャグですけど何か?
以前、UDデジタル教科書体に注目している話を書いた。今回はまたもやフォントの話。
昨日、今年の新たなフォントがリリースされたとの情報を発見。
え、こんな大量に新書体ってリリースされるものなの???
そこにまず驚き。
毎年?作るの大変そうだし、どんどんフォントの種類が増え続けちゃうと思うのだが…人気がないと廃盤になったりするのだろうか。深まる謎である。
いーっぱいあるので目移りしてしまうが、気になるものをいくつか。
まず、「イカヅチ」。
そして「タカ風太」。
「白妙」。
「秀英にじみ四号太かな」。名前がすでに面白いけど。
フォントの紹介ページだったが、もはやアート作品を見ているような気さえしてきた。
私の生活する範囲ではこれらのフォントを使うことはまーったくないと思うが、こだわって文字を使う人たちにとっては重要なものなのだろう。
ちなみに、気になるお値段。このモリサワの様々なフォントが利用できるライセンス、PC1台当たり50000円以上だった〜。教育機関用のアカデミック版だと30000円。個人で使用する学生や教職員は24000円…など。
うーん、私は、みゃーフォントでいこう!
(つまり手書き)
フォントによってこれだけ印象が違うのだから、文字って、コミュニケーションツールでもあり、アートでもあり、時に書いた内容以上の情報を持っている。だから、手書きの文字も人に与える印象を大きく左右する。
◆文化祭のポスターの題字がポップな雰囲気で書かれていて、見るからに楽しそう。
◆このマンガは1コマの中にたくさんの擬音が詰め込まれ過ぎてて、見た目からうるさいし結構読むのが疲れる。
とかね。
教員が、書いた人について想像するもののひとつは…やはり連絡帳だろう。事務連絡やうれしい連絡ももちろんあるが、トラブルの報告や担任の指導に対する苦言など、なかなかヘビーなものも多い。朝イチで渡される連絡帳は、どきっとするものがある。
そんな連絡帳にも、内容だけでなくその文字に人となりがあらわれている。
・○○さんのお母さん、すっごく丸文字で可愛らしい感じだなあ!
・△△さんのところは、めちゃくちゃ乱れた字で最低限のことが書いてある。忙しそうだ。
・××さん、書道やってた人かな?返事を横に書くのが申し訳ないくらい字が美しい!
<個人的に「うっ」と苦しくなる連絡帳のタイプ>
①1行の枠に2〜3行くらい文字を詰めこ込んである連絡帳。
キレイな文字だが圧迫感あり。几帳面さや神経質さが滲み出ているタイプだ。なんだか…失敗できないぞというプレッシャーを感じてしまう。(そしてその横に「夕方お電話します。」とだけ書く私…。)
②パソコンで打った文字が印刷して貼り付けられている連絡帳。
手書き文字が嫌いとか実は手をケガしていてペンが持てないとか事情があるのかもしれないが…怖い!無機質すぎて人柄が全く表れていないことがまず怖い!お、怒ってるんですか?と思ってしまう。
③内容匂わせ連絡帳。
「ちょっと困っていることがありまして…放課後また電話でご連絡します。」連絡帳だと長く書くのが大変なので、気持ちがとても分かる!だけど…日中気が気じゃない!放課後どんな電話が来るんでしょうと!めちゃ簡単に用件書いてあるだけでも想像がついてありがたい…。
こういう人に見られたいな、という文字を書くのも、大事な自分ブランディングだな、と思う。
というわけで、奥が深い文字のお話でした!
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