日本一の山 富士山。

「霊峰富士」

古来より霊峰とされ、山頂部は浅間大神が鎮座するとされていたため、神聖視され、信仰の対象であり、芸術の源泉であった。

煌びやか旭日の光を浴びて、深紅に染まる「赤富士」の現象は古くから吉兆の象徴とされ、崇められてきた。

最近、その「赤富士」に妙に心惹かれるのである。吉兆をもたらしたいという思いもあるからかもしれないが、それ以上に「赤富士」の深く、そして堂々とした佇まいに魅力を感じるのです。

「私もこのように生きたい」

そんな風に思うわけです。

仕事が思うようにいかなかったとき、「分かっちゃいるけど、心が弱くなる」自分。

もしかしたら、バカにされているかもしれない。ショボい奴と思われているかもしれない。人の怒りをかっているかもしれない。そんな思いがよぎるのである。そんなマイナスの思い込みと言葉で、ますます自分を責めてしまい、自分の弱さにとらわれて、自信を自ら、しぼませていってしまう。

これが、まずいスパイラルなのだ。

「赤富士」を見ると、それが止まるのである。

深く静かに佇んでいる富士。

どっしりと構え、堂々としている富士。

そんな姿に勇気をもらうのである。

「お前は、誰よりも頑張ってるんだから、何があっても堂々としていればいい。」

「周りから何かを言われていたとしても、堂々としていればいい。」

「まぁええよ、堂々としていなさい。」

そんな風に励まされるのである。

何かミスをしてしまったとき、全然思い通りにいかなかったとき、うまくいっていないとき、自分を責めて、反省して、また責めて、、、

そんな堂々巡りに陥ってしまう必要はない。

“堂々としていること”

それは、運命の扉を開くマスターキーである。

みんなで、その鍵を手にとり、運命の扉をどんどん開いていこうではありませんか。

“あなたは自分のどこを誇りに思いますか？”

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