焦っちゃぁいけないよ。

物事が思い通りに進まないとき、心がソワソワする。欲しいものがあって、早く欲しいとき、心がソワソワする。もっと上手くやりたい、もっと早く欲しい、もっともっとと思えば思うほど、心はソワソワして落ち着かなくなる。そのソワソワ感が潜在意識に伝わるのである。潜在意識に伝わったものは実現する。ソワソワ感が伝われば、それが原因となって、空回りするのである。だから、焦りは禁物である。

焦る必要はない。頭では分かっているけど、焦ってしまう。どうしてだろう？焦ってしまう原因は何だろうか？自信の欠如である。不安の表れである。恐怖心の表れである。自分には出来ないかもしれないという自信の欠如。手に入らないかもしれない不安。上手くいかなかったらどうしようという恐怖心。心の奥にマイナス感情が根付いているから、焦ってしまうのである。その焦りが潜在意識に伝わるから、ますます焦る現実が生み出されるのです。

では、どうすれば焦らなくなるだろうか？「どの道、自分は最高の人生になる」と心から思っていれば、焦りはなくなり、逆にゆとりが生まれる。なぜなら、「最高の人生になる」という言葉の裏には自信とゆとりが隠れているからである。心の奥、つまり心の根っこにある「自信とゆとり」という感情が潜在意識に伝わり、それが現実なるのだ。一方、「最高の人生にしたい」と強く願えば願うほど、ますます焦りは増大する。なぜなら、「最高の人生にしたい」という言葉の裏には、焦燥感が隠れているからだ。「〜〜したい」という表面的な思いが潜在意識に伝わるのではない。心の奥に根付いている本心的な“焦燥感”が潜在意識に伝わるので、それが現実になるのである。

人生を変えたいと思う人は多い。けれど、なかなか変わらない人が多い。その原因は簡単である。本質から目を背けているからである。むしろ、本質に気づかないからと言っていいだろう。だから、本質を探ることから始めるのだ。
そのためには、毎日、自分の感情と向き合うことだ。「なんでこんなこと思うんだろう？」「なんでこんな発言をするのだろう？」と問いかけるのである。「なんで？」を使ってどんどん深掘りしていくのです。すると、“本心”という根っこにぶち当たります。もし、本心に自信のなさ、不安、恐怖心という感情が見つかったなら、その感情自体を変えよう。感情を自信、ゆとり感、安心感でいっぱいにするのである。そのためには、常日頃から理想の自分になりきって生活することが有効です。

欲しいモノが全て手に入った理想の自分を想像してみよう。何を感じますか？今日から、その感情とともに生きるのです。

“その言葉の裏にはどんな感情が隠れていますか？”

最後までお読み頂き、ありがとうございます。今日も素晴らしい一日をお過ごしください。

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