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1年間で映画100本を映画館で鑑賞して思うこと Ver.2

株式会社myコンサルティング 代表の坂元と申します。
1年間で映画100本を映画館で鑑賞した記事の続きを書きたいと思います。

私の2023年の目標は【映画館で100本鑑賞】することでした。
11月6日に無事達成することができましたので、100本観たうえで浮かんできたテーマについて記載いたします。

今回のテーマ大きくは2つです。


テーマ:マイ俳優オブ・ザ・イヤー2023

個人的に素晴らしいと感じた注目の俳優を日本人・外国人で発表したいと思います。

外国人部門:ケイト・ブランシェット

彼女を表現するのであれば「圧倒的な”天才”」と言わざるを得ません。

『オーシャンズ8』『TAR/ター』で有名な俳優ですが、今年観た中では何といっても『バーナデット ママは行方不明』が素晴らしかったです。

ネタばれにならない程度にいうと、天才建築家であり母親でもある「バーナデット」が、退屈な日常から解放されるために南極に家出をする話です。

あらすじからも、バーナデットの破天荒具合が伝わると思います。笑

そんなエキセントリックな役柄を演じ切り、「人生を変えるのに遅すぎることはない」という作品テーマを見事に表現されていました。

ケイト・ブランシェットに「普通ではない人」演じさせたら右に出る者はいないと思います。

日本人部門:横浜流星

日本人俳優の中では横浜流星が群を抜いていたと思います。
もちろん圧倒的なイケメンですが、その演技力や作品と向き合う姿勢が素晴らしいと感じました。

今年観た映画は『ヴィレッジ』と『春に散る』でした。

『ヴィレッジ』は社会の闇を描いた作品で、横浜流星演じる村の青年「片山優」は物語の前半と後半で、キャラクター性が違います。
その「二面性の演技」こそが横浜流星の真骨頂だと思います。

最新主演作『春に散る』ではボクサー役を演じて撮影中にプロテスト挑戦を決意し、そこから猛練習を経てプロボクサーC級ライセンスを取得したそうです。

作品と向き合う姿勢が本当に素晴らしいと思いました。

以上、『マイ俳優オブ・ザ・イヤー2023』でした。

テーマ:台頭するインド映画の魅力

続いてのテーマはインド映画です。
この1年間映画を観てきた中で、インド映画は本当に外れがありません。

インド映画というと、たくさんの人が踊っているという印象を持たれている人が多いと思いますが、その奥深さに圧倒されました。

個人的には、もはやハリウッドを超えていると思っています。
ハリウッドは中国資本問題もあり、キャスティングや撮影が思うように進まない状況と言われています。

そんな中、昨年公開された『RRR』は3時間という超大作にも関わらず、日本でも大ヒットを記録しました。

インド映画が日本にマッチしている理由として、映画のテーマが日本人に馴染みがあるからだと思います。

『RRR』でいうと、波乱万丈のストーリーの中で「男のロマン」「男の友情」がテーマになっていますが、日本の任侠映画と近いエッセンスを感じます。

7月から公開されている『K.G.F  CHAPTER 1&2』は、インドの貧困層がギャングになってのし上がるストーリーで、「任侠映画」と「ハリウッド映画」の良いところを掛け合わせいる印象です。
さらにインド映画の強み(ミュージカル)を活かしたテンポの良い展開が、実に魅力的です。

個人的には、『RRR』よりも『K.G.F  CHAPTER 1&2』の方が好きでした。

インド映画が世界的に影響力を持っている理由として、やはり「資本力」が挙げられます。

映画とは「国力」を表していると思っているのですが、インドは人口で中国を抜き去り、現在は世界一の人口を誇ります。
覇権国家を目指し、これからアメリカや中国を追い抜いていきたいわけですが、それが映画にも表れていると思います。

インド映画は、今後の日本市場でも大きな影響力を持っていくと思います。

本日の記事は以上となります。
ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました。

また続きを書いていきたいと思います。

株式会社myコンサルティング
代表取締役 坂元 康宏

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