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双極性障害のこと / 「健常者」という言葉に対する違和感とか諸々!

ここ数ヶ月、こんなに本名も顔も丸出しのSNSで自分の持つ疾患について語るのは如何なるものかと頭を抱えていた。

でも、ここnoteは必ずしもTwitterのフォロワー全員が見るわけじゃないし、SNSによって話題を変えてもいいかもしれないというところまでたどり着き、noteでは書きたいことを綴ることに決めた。こういう話題が好きじゃない方はお控え願えればと。

※こちらの記事は専門知識を全く勉強したことのない、一当事者によるモノなのでそのことをご理解いただいた上でお読みください。

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⒈自分の疾患【双極性障害】について

私は【双極性障害Ⅱ型】である。
少し前までいわゆる”躁鬱病”と言われてたもの。
読んで字の如く”躁状態”といわれる、ハイになっちゃって金銭感覚が狂ったり、寝なくても元気だったり、食べなくても平気(逆にめちゃくちゃ食べる人もいるらしい)だったりする状態と、わりと聴き馴染みのある”鬱状態”といわれる、どうにもこうにも動けなくなったり、気付いたら泣いてしまっていたり、めちゃくちゃ暴食したり(私は鬱になると暴食しがちですが、なにも食べれなくなる方も多そう)、仕事にいけなくなったりする状態が交互にくるもの。いわゆる精神状態の波がすごくて自分の力だけではコントロール不能、みたいな感じの病気。

めちゃくちゃわかりやすく噛み砕いて説明してるし、当事者の1人である私の主観的な意見でどうしても書いてしまうが、双極性障害の方はほんとに人それぞれ症状が異なるらしい。上記で【Ⅱ型】と表記しているとおり、もちろん【Ⅰ型】もある。
今している説明は今回の本題とはそこまで関連してないので、Ⅰ型との違いについての説明は省くが、「どちらが軽いとか、どちらの方が重い、とかではないよ」と主治医とケースワーカーさんに言われている。
ちなみに、完治はほぼほぼ難しく、寛解を目指すものとされているので、私は今後生きているかぎり、この病気と二人三脚で生きていくのだ。

この診断を下されたのは今年の7月末。そこから3週間に1度の通院と、服薬が始まった。サードオピニオンだった。

私は自分が該当してるのかも?と疑い始めるまで、この疾患の存在をほぼ知らなかった。

初めて心療内科に行ったのは昨年の11月の暮れで、思い返せばMAX躁状態のなか自分の異変が気持ち悪くて診察を決意。「ADHDとHSPと軽い躁鬱」との診断をくだされ、次に行ったのは総合診療の内科で相談させてもらい(このときは心療内科の専門じゃなかったので特に診断はされていない)、紆余曲折あって今通院している病院にたどり着いた。

心療内科で診断されるような病気で、世間的には心の病気って思われている気がするが、実際は脳にも問題があったりするのだという。気の持ちようだけではどうにもならないから病院に通うのだ。

ちなみについ先日、久しぶりに無茶苦茶落ちてバイトもいけず、泣いたりボーッとしたり、気をそらすために漫画を読んだり、笑える動画を見るだけの生活が二日続いた。私はまだ自分に合うお薬を探してる途中で、波もなかなか短いスパンで激しくある。異常気象の中で海を航海してる感じ・・・(笑)

心療内科に通う前、いろんな人に止められてモヤモヤしたが、その話はまた後ほど。

🌟☕️💭

⒉なんで「健常者」と「障害者」に分けるんや?

いや、なんか分からないわけでもないというか、ええ。(突然の語彙力喪失)

小学校や中学校でもちょいちょいそういう授業とかがあった。「健常者」として過ごす私たちに向けてのそういう授業が。中学のときの先生なんかはやたらと「障害者」の”害”の字を”がい”にして「障がい者」と表記することに拘っていて、それもなんとなく違和感があった。理由も分かったし、納得もしてたし、その方がいい気がしてそう書いてた気もするけど、私の中に違和感のしこりは残っていた。

私の患っている【双極性障害】も、申請さえすれば「障害者手帳」が貰える。私はまだ申請しておらず、今のところは申請するつもりはない。申請する必要性が高まればしようかな、という具合。

こんなこと書くと、如何にも障害者のハンコを押されるのが嫌で足掻いてるやつ、みたいに受け取る方もいてるかもしれないが、確かにちょっと恐れてはいるけど、それに当たる人たちを決して蔑んでいるわけではないことだけはわかってほしい。

ことの発端は先日のケースワーカーさんとの面談中に「健常者の人は」という言葉が出てきた。それは当たり前のように私のことを指す言葉では決してなかった。このとき多分初めて「あ〜そうか、私はもう健常者ではない、障害者に入るんや」と実感した瞬間で、あとからじんわりと残ってしまっていることにも気がついた。

そして偶然にもその近辺で、通っていた専門学校の先生が特例子会社のデザインのお仕事を紹介してくださり、人生で初めて「障害者手帳を取らなければならないかもしれない局面」に立たされたのだ。(この件はまだ検討中)

そんなことが重なって初めて障害者手帳について凄く考えて、悩んだ。

そもそも、人間をジャンル分けしてしまうこと自体が私の中では違和感なのかもしれない。
先日も友人が「女と男があるなら、もう一つ間の性に名前があればいいよな。心の性ってなんやねんってなる。」と言っていて、こんな会話をした。
友人「”オトナ”は?男のオトと女のナ」
私「いやそれ大人やん」
友人「あ・・・・ほんまや・・・ちょうどええ思ったのに」
みたいなくだりもあった(笑)この時の”オトナ”のイントネーションは”大人”とは少し違うものだった。(オ↑ト↓ナ→みたいな感じ。伝われ😂)

双極性障害をはじめとするいわゆる精神疾患は端から見たら、ほぼわからない・わかりにくいことが多いのではないかと思っている。最近でゆうと、電車などで赤いヘルプマークを鞄につけている人をよく見かけるようになった気がするが、ああいうのはいい取り組みだなと思う(わかりやすいことが必要な方もいると思うので)。私の場合、自分の母親にでさえ泣きながら「今日はしんどい日や」とカミングアウトをしないと良くも悪くも気づかれない。

そんな私は「健常者」の皮を被った「障害者」になるのだろうか。
そもそも健常者という言葉がなぜ生まれたのか、健常者という言葉はなぜ必要だったのか。区別化のため?「普通」という言葉を避けるため?でもただの代名詞でしかないから「健常者=普通」といってることには変わりない。

というか、この言葉は正直、そこまで普段使う機会が少ないよなあ。

そんなこと言い出すと、いつの時代に何故「障害者」という言葉が生まれたのかとかいろんなことが気になってくる。この世の中にはまだまだ知らないことが沢山あるなとつくづく思う。先は長いな!!!!!

この「健常者」「障害者」という言葉についての話も、つい先日また別の友人と話して共感してくれていた。その際に、日本におけるメンタルヘルスに対するイメージの悪さについてもお話した。

☎️☀️⛳️

3.そもそも何故こんなにもメンタルヘルスは悪のイメージなんやろか

「もっと皆んなメンタルをケアして行った方がいいと思うな」とその友達はいう。
彼女はすごく国際的な子で、あらゆる世界の社会問題や環境問題にも興味があるみたく、いつも私の世界を広げてくれる素敵な年下のお友達。

実際、通院を始める以前は私のなかにも確かに「精神科は怖そう」という紛れもない偏見があった。「薬漬けにされるからやめとけ」と知人から言われたり、最初は母もやや渋っていたように記憶している。あとは「病気に頼るな」とか(これに関してはまあ時と場合によるなあって私はおもてますが)。

病院は、どの科でも良し悪しが人それぞれあるはず。沢山の中からお気に入りを探して、皆かかりつけ医と称す。私が思うに、というかシンプルな話心療内科もそれに当てはまるだけなんじゃないだろうか。
精神疾患と言ってもかなり様々な病気があるし、一つの病気でも症状は様々なので一概には言えないけれど。

私の中で、心療内科などメンタル関連のクリニックは「気になるから診療受けたいな」って思った人が行きやすくなるといいな〜とやんわり思っている。この章の冒頭で出てきた友達も言っていた。

どんなに精神的にキツそうな友達がいても、その友達が「病院は行きたくない」といえば、心配だけど「ほんまに無理しすぎなや」と言ってそれ以上は薦めないし、心療内科について何か聞かれたりしたら素直に答えるまで。

何も悪くないんやけど、実際通うまでから通院(今も継続中)を経験して、なんでかとっつきにくいイメージがあることをすごく肌で感じた。

何事も経験してみないとわからないことだらけですねえ。

4.勝手に紹介コーナー&もっと気軽に話せる未来になれば良いなという願望

今までで一番酷かった鬱期のときにYouTubeやTwitterで検索した、双極性障害について積極的に発信している人たちも見つけた。すごく救われたし、昨今はSNSの良くないところに目が行きがちだったので改めてSNSの良さも味わえた。(めちゃくちゃ勝手にご紹介しますのでもしダメなことがあればすぐにお知らせください…失礼します!)

・松浦秀俊さん

・YouTube【ぴょんでりんぐチャンネル】ぴょんさん

私の場合、松浦さんはTwitterの発信、ぴょんさんはTwitterもやってらっしゃいますがYouTube動画を主に拝見させていただいています!

鬱傾向にあるにある時によく見ている気がする。
この人たちを見つけて、シンプルに自分の病気のことを発信できて凄いな・・・!と思った。ぴょんさんはおそらく出身も年齢も近そうで勝手に親近感が湧いている。

こういう人がいて、私も助けられてるので、私にも発信できることはしたいなとやはり思ってしまったのであった。まだまだ微力ではあるが。

あと、全然関係ないが鬱に入りそうなくらい落ち込みすぎてとにかく笑いたい時には、株式会社ポインティのCEOポインティさんによるwaidanTVを見ている。(笑)

ポイちゃん(といつも心の中で呼ばせていただいております)の人柄と語彙力が圧倒的に優勝しまくっていて、とにかく笑える。最高!!!!!!👏👏👏🌈

今回の記事のテーマに全く関係はないけど、世間一般でいう取り扱いにくい「性愛」についてみんなで面白く盛り上げようぜ!的なバイブスの会社が行っているコンテンツの一つ。ホームページも個人的にめっちゃ好き。

取り扱いにくいという意味では近いかも?🤔と思ったけど、また少しジャンルが違うか・・・。
人それぞれ好き嫌いや得手不得手はあると思うので、バイキング形式で選りすぐりしてください!(日本語あってる?)

コメント欄読んでると死にそうやったけど救われた、みたいな人もちらほら見かけるので、笑いを欲してる方は是非・・・!

⚽️🌙🐶

めちゃくちゃ朝になっちゃったしこの記事書くのに何日かかったんかもうわからんし、前半のモノクロ加減から考えられへんほど後半変なテンションになってしまいましたが。(笑)
ここまで読んでくださった皆様本当にありがとうございました!

私は海の如く自由に生きようと決めたので、ぼちぼちいろいろnoteでも書いていこうと思います。(毎回ゆうてる気がする。)

今の生活目標は
・焦らない、ゆっくりやる
・忙しくしすぎない
です。(笑)

辛い時には「生きてるだけで偉いぞ!私!」とか、メイク中に「今日も可愛いぞ!」とか鏡に向かって思ったり言ったりしています。ほんとにこんなゆるゆるな日々です。椎名林檎様や東京事変の新譜なんかが聴けた時には「生きててよかった・・・これが私の生きる意味や・・・」とか本気でおもてます。😋

病気のことも、音楽のこと、デザインのことも、色々書くぞ〜〜!ってことで!またね〜〜ん

サポートなんてしていただけるんでしょうか。あなたは神様?とてつもなく貧困状態なのでありがたく甘えさせてください。活動制作費と生活費にさせていただきます・・・!💘