はい。再び打線を組んでみたシリーズです。
これワインだけじゃなくて自分の好きなことならなんでもできそうですね。

今回はブドウ品種で打線を組んでみます。
ベンチ入りメンバー25種類は
赤ワイン用品種が
カベルネソーヴィニヨン、カベルネフラン、メルロ、シラー、グルナッシュ、ムルヴェードル、ガメイ、ピノノワール、サンジョベーゼ、バルベーラ、ネッビオーロ、テンプラニーリョ、ジンファンデル、マルベック

白ワイン用品種が
シャルドネ、リースリング、ソービニヨンブラン、ミュスカデ、ピノグリ、ピノブラン、ゲヴュルツトラミネール、シュナンブラン、アイレン、ユニブラン、甲州

となります。

っておそらくこの25種類を真面目に読んだ人はあまりいないと思いますが。

ここに載せている25種類は比較的メジャーなものばかりなので、覚えておいて損はないですよ。(一般の方はほとんど使うことはないと思います。)

ではでは今回もオーダーを発表していきます。

１番　セカンド　シュナンブラン
２番　ショート　ミュスカデ
３番　キャッチャー　シャルドネ
４番　レフト　カベルネソーヴィニヨン
５番　ライト　メルロー
６番　サード　ムルヴェードル
７番　ファースト　ネッビオーロ
８番　センター　アイレン
９番　ピッチャー　ピノノワール

個人的には結構攻めたオーダーですね。
解説していきます。

１番　セカンド　シュナンブラン
このぶどうの熟期の速さはピカイチ。
他のブドウの基準になっている。シュナンブランから2週間後みたいな感じ。
その足の速さは魅力だが、ワインのインパクトもあまりない。
価格なりのワインが多い印象なので、安打打製造機型。

２番　ショート　ミュスカデ
ミュスカやミュスカデルといった名前の品種と混同しやすいトリッキーな品種。爽やかな酸が魅力ではあるが、フラットで飲みやすいタイプ
そのため料理には合わせやすく、クセの強かったポルトガルのような2番ではなく、きっちり仕事をこなすタイプの2番。

３番　キャッチャー　シャルドネ
とにかく構えたところの的が大きく見える、安心安全のキャッチャー。
世界中で作られている品種で、安定してクオリティワインも造ることができる。
世界の白ワインを支えている品種ではあるが、個性がないのが個性と言われるほど、気候によって味わいにバリエーションがある。本塁打は少なめだがＯＰＳは比較的高いイメージ。

４番　レフト　カベルネソーヴィニヨン
赤ワインの大砲。ボルドーのレフトバンク(河の左岸)で特に栽培されており、有名なメドックの格付け1-5級のワインのメイン品種。ボディ感もさることながら、長期熟成に耐えうるその姿はまさに天性のアーチスト。

５番　ライト　メルロー
こちらはボルドーのライトバンク(河の右岸)で有名。カベルネの弟分のようなイメージで、比べるとこちらの方が全体的に少し味わいはまろやか。そのためホームラン性の打球はカベルネより少ないが、値段とクオリティ、栽培のしやすさなどもあり打率は高めと評価。

６番　サード　ムルヴェードル
ムルヴェードルはフランスではシラーとグルナッシュのサポートをする品種。一方でスペインではモナストレルという名前で作られる単一品種のワインがあり、そちらはフルボディ。とにかくフルボディ。周りをサポートするムードメーカーでもあり、ホームランか三振かみたいな一面もある外国人助っ人のような感じ。

７番　ファースト　ネッビオーロ
あまりネッビオーロという名前が前に出ることはなく、世界でもあまり栽培されていない。そのため守備範囲が狭く、そんなにうまくない。一方で長打はある程度期待できる高級品種でもある。バローロやバルバレスコといったイタリアの地域でしか栽培されていないが、王のワインと言わしめるほどのポテンシャルがある。

８番　センター　アイレン
世界の白ワインの品種としては最大の栽培面積を誇る。
そしてマイナー。全然知名度がない。打力はないがセンターラインの守備をさせているイメージの品種。基本的にはスペインで栽培されており、テーブルワインを造っていることが多い。

９番　ピッチャー　ピノノワール
言わずと知れたロマネコンティもお世話になっている世界でも有数の高貴な品種。
まさに世界のワイン業界のエースともいわんばかりの貫禄。
年数を経て飲み頃を迎えたピノノワールは、千賀投手のようなお化けフォークを投げてくることもあるし、そしてさらに熟成を経たワインは山本昌さんであったり工藤公康さんであったりとあのレベルの技術力を持っていると思わせてくれる。
これぞまさにエース。

以上
ブドウ品種で打線を組んでみたでした。

この二回の記事はただの自己満足なので、さらっと流していただけたらと思います。

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