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選挙に対する案 ~県候補者同士のテレビ討論と候補者のリスト化~

 選挙が終わって一週間が経ちましたね.投票率は48.8%で戦後2番目に低かったようです(NHK NEWSWEB より).これに関して,選挙後に選挙特番を行うテレビへの批判もありました.ボートマッチなどで投票先を選ぶのも限界があると思います.どうやったら候補者のことがわかるようになるのか,私なりの案を考えてみました.

県候補者同士でテレビ討論を

  一つ目の案は,県の候補者同士でのテレビ討論会の実施です.別にテレビでなくともよいと思いますが,強制力などを考えた場合,テレビが現実的だと思います.また,県の候補者同士で行うことで当事者意識が芽生えるかもしれません.
 討論会を行うことで,何も考えていない議員やただ攻撃的なだけの議員を見抜くことができるのではないでしょうか.もちろん政策的に共感できる議員を見つける手助けにもなると思います.
 また,日本人は討論が苦手なので,必ずしも討論という形式にしなくてもいいと思います.例えば,外交や教育などの政治的なトッピックに対して意見を述べたり,提出したい法案などを発表する.それに対し,ほかの候補者は質問をする.このような形式もありではないでしょうか.
 その中で気を付けたいのは,パフォーマンス重視の甘言や論破合戦,人格否定などです.考えながら見なければポピュリズムの力に飲み込まれてしまうかもしれません.これは近年の世界中の政治で見られていることだと思います.

候補者の情報のリスト化を

 二つ目の案は,候補者の情報や主張,公式ページへのリンク等を一つのサイトにまとめることです.今回の選挙で候補者ひとりひとりを見比べようと思ったときわざわざいくつかのサイトを横断しなければなりませんでした.新聞社からの質問に未回答の政治家も多く探すのが非常に面倒でした.


 この記事では,候補者のことを伝えるための2つの案を発信してみました.これまでのような,歩いて回ったり,応援演説したりの選挙活動だけではわからない.もっとちゃんと政策を聞きたい,聞きたいけど聞き方が分からない.こんな悩みを持つ有権者は私だけではないはずです.メディアの皆様,政治家の皆様,よろしくお願いします.


参考文献
大統領選のテレビ討論は音声を消して観よ パトリック・ハーラン 
  

 

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