ここ数年、毎年買っている占いの本がある。ワタクシにはしっくりとくるので、時々チェックしては最悪のことを避けるように利用している。
その占いによると去年は「長期間利用するものや大きな契約は避けること」と書かれており、具体的には車の購入や引っ越しを控えるようにとあった。さらに今年は新年早々「『びっくりするほど運がよい』と思うようなことが増えてくる」と。
「ええっ。ビックリするほど？　まだ実感が湧かないんですけど」　
肩透かしを食らわず、顔には出さない程度で棚ぼたを待つことにした。

ところが、他の占いを見て驚いた。目につく占いがどれもこれも
「ここ数年の暗黒の時代を我慢したあなた。お待たせしました～！　今年からメッチャいいです」
と、書かれている。

え？　ここ数年暗黒だったの？　
その時期振り返ってみると、2020年12月にnoteを始めワタクシお家時間を十分満喫。どうせ3日坊主でおわるだろうと思っていたnoteの投稿が今日まで毎日続いて、とってもいい感じに過ごせているんですけど、これが暗黒？

さらに思い返してみると、大昔の厄年も知らんうちに終わっていた。
「あれ？　去年まで厄年だったの？　言うほど悪い年でもなかったよ？」
ワタクシどういうわけか、知らんうちに暗黒も厄年も知らん間にやり過ごしていた。
「ひょーっ！　お祓いとか、お札とか何にもないんですけど。これって、RPGで言うと無防備極まりない初期装備の状態でないの？　木の棒と鍋の蓋でどうドラゴンと戦えって？」
気がついてから急にドキドキし始めた。

「知らぬが仏」ってこういうことを言うのかな。ホント、知らなくてよかった。ホッ。