見出し画像

#13 アジア旅総まとめ

アジア旅 総まとめ

2019年12月14日から2020年1月7日と日をまたいでの30日間(1ヶ月)、私はアジア諸国をバックパック1つで旅行してきました。今回訪問したのは、香港(乗換のみ)、ベトナム(ホーチミン)、カンボジア(プノンペン・シェムリアップ)、タイ(バンコク・アユタヤ)、インド(ムンバイ)、インドネシア(ジャカルタ)の6カ国8都市でした。今まで日本、アメリカ、フィリピンしか経験したことのなかった自分にとって、パスポートのビザ欄がどんどん豪華になっていくことは非常にエキサイトしました。

この旅を通して学んだこと、感じたことというのはたくさんあります。国ごとのまとめを既に投稿していますが、今回は旅の総まとめとして3つだけ書きたいことがあります。

① 実際に行って肌で感じなければ、その国のことは分からない
「ベトナム・カンボジア・インドは発展途上国である」というのは事実です。しかし、これだけの情報で一体何が分かるのでしょうか。「ベトナムはそこそこ高層ビルもあり発展している、カンボジアはそもそも発展していない後発開発途上国、インドは発展が著しいが貧富の差がエグい発展途上国」と、訪れてみて思いました。東南アジアなんて全部一緒みたいなものでしょ、なーんて高校生の時に思っていましたが、行ってみると分かります、全然地域によって国によって違います。でもその微妙な違いというのは、ネットで調べたり、動画を見たりして得る二次情報(一次情報を大衆に説明した情報)だけでは分からないと思います。実際に見たり感じたりしたことは、その国を知るために非常に有益な一次情報(実際に体験して得た情報)だからです。上手く言葉では説明できないですが、カンボジアの空気、インドの匂いって何となくあるんですよね。もちろん情報を手に入れる方法として一番お金はかかりますが、楽しく思い出を作りながらその国の空気を感じることができる海外旅行というのは、非常に面白いなと旅を通して気づきました。

② 事前準備が旅をより有意義にする
私は結構、用意周到にするタイプです。特に博物館や歴史的建造物を訪れる時には、その分野について事前にある程度知識を入れておきます。何故なら、その方がより有意義な時間を送ることができるからです。例えばこの旅では、ベトナム戦争やカンボジア大虐殺、ガンジーとインド独立革命などを事前に勉強しておきました。それにより、博物館の内容が0からではなかったので、知識の吸収も早かったように思います。また、訪れる空港や地域のマップ・路線図も予め頭の中に入れておきます。それをせずに失敗した経験が何度かあるので、出来る限りのことはいつもやっています。
これは旅だけに通じることではなく、何事も事前にリサーチをして、イベントをより楽しむだったり、有利な状態でスタートするというのは、これからの人生でも重要なことなのかなと思いました。やはりこのリサーチする力は、大学生活で培われたものであるし、これからも色んな知識を頭の中に入れていきたい。

③ やっぱり“出会い”こそ、旅の醍醐味
旅をしてて一番思ったこと、それは何処に行くかと同じぐらい誰と過ごすかが大事だなということです。アジア旅前半(ベトナム〜タイ)は友達と2人で、アジア旅後半(インド)は友達5人と一緒に、経由地タイでは友達2人と主に、インドネシアでは現地の友人と一緒に過ごしました。一緒に優しいおじちゃんにぼったくられたり、一緒にぼったくり返そうとしたらチョップされたり、一日を食パンと水だけで耐え忍んだり、プールで遊んだら翌日髪の毛ガビガビになってたり、可愛い子どもにバス車内でオレオ投げつけられたり、何度言っても名前をポヤンだと思われたり、朝ご飯がカレーで昼ご飯はカレーで夜ご飯もカレーだったり、練乳じゃなくてマライだと主張したらマライはほぼ練乳だったり、新年を平和なインドの海辺で迎えることができたと思ったら日本人写真撮影大会が始まったり、夜道歩いてたら犬軍団に追いかけられたり、美味しい食べ物をたくさん食べたりと素敵な思い出を共有できる素敵な友達がいることに感謝をしたい。
それに、友達以外にもたーーーーーくさんの人々に出会いました。その中でもやはり感じたのは、多くの人々にとって日本は憧れの国であり、日本人がみんな良い人だと信じていること。彼らのおかげで日本が素晴らしい国だと改めて気づくことができたと同時に、その期待・信頼を裏切らない日本人になりたいと思う。フィリピン、香港、ベトナム、カンボジア、タイ、インド、インドネシアは凄く素敵な国だと思うし、そこに住む人だって素晴らしい人がたくさんいた。国の壁はもうあまり感じない、みんな一人の人間だし、英語さえ通じればコミュニケーションだって充分にとれる。

このアジア バックパック旅という壮大な個人的な大イベントに携わった全ての人々に感謝しています。特に一緒に過ごしてくれた世界中の皆さん、本当にありがとう。皆さんのおかげで、私の人生観は大きく変わりました。フィリピン大学交換留学後半戦も頑張れそうです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?