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特別支援学校1年生を振り返る。その1

もう2月も下旬。卒業・入学の時期がやってきます。
昨年4月に特別支援学校(知的)に入学した次男も、もうすぐ2年生!!
行き渋ることもなく、毎日元気に通学バスに乗りこんでました。

普通級と比べると「ゆとりのある学校生活」という印象でしょうか?
どんな生活だったか振り返ってみたいと思います。

体育!図工!音楽!…時々、国語・算数

次男の学校は1日1教科のみ。少ない?
時間になったから次の教科へ!という切り替えが苦手なお子さんや、
気分が乗るまでに時間がかかる(そして、終わるのが悲しい)お子さん、
支度に時間がかかるお子さん(次男も)には、ちょうどいいんです。

準備体操が音楽に合わせてダンスする体育も、歌って踊って楽器を鳴らす音楽も、自由に描いたり貼ったりできる図工も、次男は大好きなので問題はないそう。(成長したらどうなるかわかりませんが)

文字も数字もわからない次男にも国語・算数の授業はあります。
話せる/話せない、書ける/書けないの度合いはお子さんそれぞれによって違うから個別授業になります。1対1で指導してもらえるだけじゃなく、最初に教わるひらがなは自分の名前で、数字を覚えるために数えるキャラクターは次男が大好きなアンパ●マン。興味を持てば覚えてくれるので、先生方もいろんな工夫をしながら教えてくださってます。


待っていてくれる

子育ての中で、こんなことありませんか?
やる気はあるけど時間がないので、大人(親)がやってあげちゃうこと。

保育園時代は、靴を履く動作も集団生活での流れのためにサポートの先生が補助をしたり、親切なお友だちが手伝ってくれたりしてました。仕方がないことけど、本人の練習にはならないんですよね。

就学前の支援学校見学で帰る時、次男が靴を履き終わるまで4~5名いた先生みんなが手伝おうとすることなく、ただ待っていてくださったんです。
入学してからはどうだったのかわかりませんが、1年経った今はかなり早く靴を履けるようになりました。毎日練習できたおかげじゃないかと思っています。
毎日の積み重ねのおかげか、その他の日常動作もできることが増えました。


席の右隣はレターケース、左隣はカラーボックス

通常の教室の半分ぐらいの広さの部屋に、児童は6人でかなりゆったり。
その部屋の中で、個別学習のエリアと、みんなで話をするエリアに分かれていますが、自分の席は個別学習エリアにあります。集中できるように壁に沿って机が配置されているのですが、その机と机の間には荷物を置くための棚が置かれています。

教科書や文房具、ノリやハサミやクレヨンも右隣のレターケース(床に置くタイプで引き出しはそれほど多くはない)へ、登校時のリュックや体操服・給食セットは左隣のカラーボックスへ、毎日登校したら自分たちで置いていきます。それぞれの置き場には荷物の写真が貼ってあるので視覚的にもわかりやすくなっています。

次男のクラスにはおもちゃで遊ぶためのスペースもあったりします。クラスによってはクールダウンできるスペースなどもあったりするんじゃないかな・・多分。


ということで、時間も先生もスペースも「ゆとりのある学校生活」というお話でした。
まだ書きたいことがあったのですが既に長くなったので、次の記事に続きます。

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