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出会いと別れの季節というけれど

この時期は出会いと別れの季節ですね。

それは、次男がお世話になっている大学病院でも同じ。
今年3月に3年間の武者修行に旅立ったA先生と、
1年間の武者修行を終えて今年4月に戻るB先生。
(武者修行という言い方は正しくないですが、籍は残したまま他の病院で勤務してくるという会社でいう出向のイメージ)

今回登場するのは、次男と同学年の7歳の女の子ちーちゃん(仮名)
人生のほとんどを病院の中で過ごしている。

次男が入院すると、担当医が同じちーちゃんと同室になることも多い。
面会に行った私は、次男と遊びつつ、ちーちゃんとお話ししたりする。
(次男とちーちゃんが話せると1番いいのだけど、次男は話せないのでね…)

ちーちゃんはB先生がお気に入りのようで、
B先生が回診にくると嬉しそうにしていた。
B先生、割とイケメンだしね笑


3月に外来でA先生と話したところ、
「ちーちゃんに、オレいなくなるって話をした後に、B先生が戻ってくるよって話したら、もうそこからB先生の話しかしてなかったよ~オレの立場は?」と苦笑いしてた。


で、4月1日。外来でB先生に遭遇。
軽くご挨拶をした後に、ちーちゃんに会いましたか?と質問すると、ハイ、喜んでましたよと。
ですよね~と思いながら、A先生の別れを告げた時のエピソードをお話ししたところ

B先生「ちーちゃん、泣いたでしょ?」

…どうだろうか?A先生の話を聞く限りでは、ちーちゃんが泣いたようには思えず。

「多分、泣いてないんじゃないかな…B先生が帰ってくる話題で夢中だったみたいだし」

あ、、、ちーちゃんの想いを再認識。
たった7歳でも、外の世界を知らなくても、
女の子は女の子だなぁ、かわいいなぁとホッコリ。

とりあえず、ちーちゃんが前向きに生きる活力になったらいいなと願うばかりです。

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