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コーポレートロゴデザインプロセス(Reboo+)

こんにちは。株式会社Relicでデザイナーをしているninoといいます。
先日、弊社が新しく設立した子会社「Reboo+(リブータス)」におけるロゴ制作過程をお話します。

※この記事は4月20日に行われたRelic Tech Meetupで登壇した際の内容を編集し執筆しました。


何のロゴをつくったの?

株式会社Reboo+(リブータス)
「Reboot us=我々を再起動せよ」
事業・プロダクトの再生、再成長における総合支援を行う
2022年4月18日に設立されたRelicホールディングスの子会社です。

どうやってつくったの?

まずはヒアリングシートを使用して方向性をすり合わせ。
ここで上がったキーワードが素材になります。

事業内容(toB・toCなど)によって、あしらいの程度も変わってきます。

シンボルマーク

さっそく手書きでラフ案をどんどん描き、
ある程度出揃ったらIllustratorでデータ化します。

このときなるべく消さずに残しておきます。後から見て意外と使えそうなものがあるかも。

ロゴタイプ

並行して、ロゴタイプのベースフォントを選定しました。
今回はサンセリフ体の中から探っていきます。

ディティールに個性があるものがヒントに。

ラフ

6パターンほど幅出し。コンセプトが重要です。

A案 事業の蘇生→心電図
B案 
沈んだ事業の再興→夕日と朝日
C案 事業の再配置→図形が重なることで表現
D案 
再挑戦の民主化→民主の父→リンカーン風の紳士
E案 
再成長・ポジティブ→上向きの矢印
F案 
受け入れる・受け皿→Relicロゴのカッコを2つ使用

ブラッシュアップ

A案に決定!さらにブラッシュアップしていきます。
まず、シンボルの隙間が少し窮屈なので

+マーク
ここ

角度を変え、

4°傾け
81°から77°(赤いライン)に

黄金比でグリッドを作り調整。
数値的な根拠によって秩序と調和が生まれ、拡大縮小にも強くなります。

フィボナッチ数列

💡黄金比とは
1:1.618の比率。安定し、美しく感じられる。

このぐらい変わりました。

けっこう違う
グレーがラフ案、赤いラインが調整後

微調整

最後に全体の濃度のバランスを見ます。
気になる箇所のウエイトを微調整して

細かい
赤いラインに調整

完成

完成

できたー🎉

おわりに

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ロゴ作りはブランディングの一環にもなるやりがいある作業です。
ぜひRelicで一緒にデザインしましょう!

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