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話に聞く、インドみたいな場所



たぶん、前の会社を辞める前に書いてたのであろう
noteの下書きが出てきたので残しておく。

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インドみたいなんだよ、わたしの会社。

気心知れた友達に、お酒の席でそう呟くとピッタリと笑われた。

比喩として使っただけで、実際に行ったことはないけれど、今いる場所がインドみたいだとよく思う。

インドに行った友達は何人かいる。
「もう行かない、あんな場所」
よく聞くフレーズ。


でも、それで終わらない。

「でも、なんかまた行きたいと思ってる自分がいるんだよね」

「あの刺激をまた味わいたいと思うんだ」
「インドのこういうとこ、ちょっと好き」


話を聞いてると、こんな言葉がよく続く。


最近ふと、このフレーズが自分の仕事と重なることに気がついた。わたしにとっての今の会社ってそんな感じ。


「成長」や「刺激」に重きを置くなら楽しむことができ、「安定」という言葉にあまり馴染みがない。


俗人的で、よく言えば人間味が溢れていて
未完成なところをある種強みとしている。


…んだと思う。あくまで個人の意見。


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インドみたいな会社って
どんな会社やって感じですが
ほんとにそんな感じだったなぁ笑


自分の言葉を遠い昔の気持ちで懐かしめるようになって、ほんとよかったなと思う。


でも、この会社で働いたことで
人生のネタが増え、成長できたのも確かで
好きな分野の仕事だったのも確かです。

今やこの時のことは笑い話
友人からは"どブラック"と言われてました。

ただ、人生において起こることは
何かしら自分に必要な試練だとやはり思えて
この場所を通ったからこそ持てた視点は
少なからずともありました。


そして、経験を積んだことで
強くなった自分にも会えました。


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「生きる」の中に仕事はあります。


仕事の割合は思ったより大きい。
だからこそその人の考え方や言動・行動
つまりは人生に直結するものだと思います。


わたしは1回自分を削った働き方をしました。
俗に言うアンパンマン状態。
だからこそ得た経験も知識もたくさんあります。

ただ、やっぱりあとに響くくらい削れたものもありました。特に心が削れてました。


仕事を変えてみて、
世界が全くもって変わりました。

その場所その場所の大変さも楽しさも
やっぱりあります。


でも、前より自分に合う場所と出会えたなと思います。


だから、視点だったり環境だったり
何かを変えてみるって面白いです。
いつだって人生の主人公は自分です。

変えたいと思ったら何だって変えられます。


好きなもの、得意なこと、苦手なこと
人、モノ、コト。
いろいろ試してみるの大事です。


人生も仕事も、やっぱり面白い。
そう言い続けられる大人になります。


2022.1.31




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