N博士

救急救命士の考え方や疾患の見分け方など、救急現場について『わかりやすく』解説します!国…

N博士

救急救命士の考え方や疾患の見分け方など、救急現場について『わかりやすく』解説します!国家試験に関する問題も投稿します!難しいことは苦手なので、細かいことはハイボールを飲んで忘れよう☆ 元消防士/救急救命士

最近の記事

救急現場での対応『初期評価(内因性)』編

初期評価とは初期評価とは、緊急度を迅速に判断するために、生理学的所見から評価することです。 要するに、意識や呼吸などを評価して、その数値等から『ヤバい』を早く判断しようと言うことです。 救急現場では、この初期評価がかなり重要になりますので、『がっつり』解説して行きたいと思います。 ちなみに、今回は『内因性』についての解説となります。『外因性』では、また少し違う部分があるので、外因性はまた別で解説しますね。 なぜ重要なの?初期評価がなぜ重要かと言いますと、『今、傷病者がどれ

有料
300
    • 救急現場での対応『脳梗塞』編

      脳梗塞とは簡単に言いますと、脳の血管が詰まって、脳細胞が死んでいく病気です。 いつものことながら、もっと詳しく知りたい人は、ネットで検索してね☆w 私の脳ミソではこのぐらいしかわかりませんw でも、いいんです!脳の血管が詰まってヤバイとわかっていれば、現場では全然大丈夫です! 重要なのは、『脳梗塞だ』と疑ってから、どういう行動をとるのか、また、どうしたら脳梗塞と気づけるかの方が重要です。 では、早速、現場での考え方を説明したいと思います。 活動の流れ救急活動の流れ

      有料
      300
      • 救急救命士国家試験対策問題 1ー② 51~100問

        問題数50問 答えあり 解説あり問51 激しい頭痛と高熱を伴う意識障害はどれか。1つ選べ。 脳腫瘍 髄膜炎 熱疲労 脳梗塞 くも膜下出血 解説 1.脳腫瘍の主な症状は頭痛で、目覚めた時に最も強い「目覚め型頭痛」が特徴です。嘔吐、うっ血乳頭、発生部位に一致した脳の局所症状、痙攣、内分泌症状などがみられます。慢性的経過を辿ることが多いが、痙攣、腫瘍出血などを合併すると急激に意識レベルが低下し、救急搬送の対象となります。 3.熱疲労は脱水および電解質の喪失によって悪心・

        有料
        500
        • 国家試験対策問題 1-① 1~50問

          問題数50問 答えあり 解説あり 問1 生命および医の倫理について正しいのはどれか。1つ選べ。 安楽死法は制定されている。 安楽死は患者の権利である。 QOLでは生活の質を尊重する。 脳死体以外からの臓器移植は違法である。 生命倫理とは医療従事者の職業倫理のことである。 解説 日本では安楽死法は制定されていま線が、望まない医療ないし無益な延命措置を受けることを拒否する傷病者の自己決定権に基づいて、文章によって尊厳死を表現した事前指書、ないし生前に発行された遺書(リ

          有料
          500

        救急現場での対応『初期評価(内因性)』編

          救急現場での対応『心筋梗塞』編

          心筋梗塞とは心筋梗塞とは、心筋が、血液の供給不足によって壊死する状態のことです。 これは、主に冠動脈の閉塞によって起こることが多いと言われています。 要するに、血の塊(血栓)が、心臓の大きな血管に詰まってしまって、心臓の一部が腐って動けなくなる。みたいな感じってこと。 心筋梗塞をちゃんと知りたい人は、ネットで調べてみてねw では、救急現場での対応について、順に話していきますね。 ※あくまでも心筋梗塞をメインに考えている活動です。 もちろん他の疾患なども考える必要があり

          救急現場での対応『心筋梗塞』編

          自己紹介

          ど~もN博士です。 元消防士で、救急救命士として10・・・何年か忘れましたが、救急車に乗っていました。 現在は、Instagramで救急現場の知識や考え方を『ざっくり』と解説しています。YouTubeでは、基本について解説しています。 なので、今回はこの『note』で、救急現場での知識や考え方を『がっつり』と解説したみたいと思い始めました! ちなみに、InstagramやYouTube、このnoteの内容にあっては、 『学生』『新人救命士』『救命士になりたい』など、初

          自己紹介