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かつて中高生だった私が書いた読書感想文④ <螺旋階段を下りる男>

“現在の私”ではなく、“過去の私”が書いた読書感想文。
今回は4回目で夏樹静子さんの本をご紹介します😊

7月からテレビ朝日のドラマで新シリーズ「緊急取調室」が始まりましたが、初回と2回目に桃井かおりさんが犯人役で出演されていました。

今回ご紹介する本では検事役のようでしたので、真逆の役となったのですね。
どんな役でもこなせる桃井さんの圧倒的な演技に目を見張りました🌈

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螺旋階段を下りる男 著者:夏樹静子さん

女性検事、霞夕子のシリーズである霞夕子は40過ぎの人で背が低く、
ちょっと太めで声が高く、知らない人はとても検事には見えないという特徴をもった人だと描かれている。
テレビでは桃井かおりさんが演じていたと聞いてぴったり合っていると思った。

若い男性の事務官と一緒に行動して推理する。常に現場に立ち寄って調べるのだ。

私は検事というのは裁判に入る前に調査を始めるのだと思っていたが
その事件が起こって犯人を見つけるのも検事の仕事だということを知った。

そして、題名の「螺旋階段を下りる男」の犯人は弁護士でとても頭がいい。
その弁護士と対決する時、ネクタイのことなど1つずつ崩していくのが
とても面白く、夕子の最後の言葉にいつもドキリとするのだ。

また、3編とも加害者の立場から描かれているのも変わった趣向だと思った。

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今回もお読みいただきましてありがとうございました🎀


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