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経営者がSNSで発信し続ける価値はなにか、を考えてみた。

こんにちは。

普段は「bosyu」「bosyu Jobs」サービスでマーケティング・PR周りを担当し、"働く"の可能性を探求している三川(みかわ)です。

昨年末、bosyu事業責任者の石倉さんが「経営者としてSNSで発信し続ける価値と理由」について綴ったnoteを公開された。

そういえば、私がいま正社員として働かせてもらっているbosyu(正確にいうとキャスター社)との出会いも、石倉さんのTwitterがきっかけだった。

調べてみると、石倉さんとは2018年春頃に相互フォロー関係になったようだ。フォローした時は、石倉さんがキャスター社やbosyuサービスでどのようなことをされているのか全く知らなかったし、正直に言うと、知ろうともしていなった(おそらく興味を持てなかったんだと思う)。

そんな私が、2020年に一緒に働きたいと入社を決意したのだから、おもしろい。石倉さんのnoteの言葉を借りるなら、SNSを通して石倉さんとその周りに対する「緩やかな好意」が育っていたのだろう。

本noteでは当時を振り返りながら、私が感じる「経営者がSNS発信をし続ける価値」について書こうと思う。

あるツイートがきっかけで、"石倉さん"に惹かれていく。

ちょうど2018年頃、仕事・働き方の当たり前に違和感を持ち始めたタイミングだった。

・決められた時間に会社に行って、仕事をこなすのが普通という違和感
・コワーキングスペースで仕事をするのは、事例がないからNG / ルールに定められないから◯◯はNGという違和感
・正社員、契約社員、パートナーなどの雇用形態の違いから生まれる情報格差 / カーストが存在するような雰囲気

「課題解決に向けて関係者が全力を出せるよう、既存ルールに呪縛されず働き方・考え方を柔軟に対応できたらいいのになあ。ルールが先行しすぎてて働きづらいなあ...。」とモヤモヤしていた時に、石倉さんのツイートが目に止まった。

1日8時間やだなとは思っていたけど、そもそも前提を疑うという発想がなかった私。会社経営している石倉さんがこの発想にたどりついた経緯が気になったし、この考えをストレートな表現で発信している石倉さんをもっと知りたくなった。

こうして私は、石倉さんの発信を楽しみにするようになった。

働き方の常識をビジネスで変えていこうとする熱量や、オフィスをなくす行動力、時には考えること・悩んでいることをそのまま発信する正直な人柄も相まって、ツイートを通して「石倉さんがビジネスを通して実現しようとしている社会」が垣間見ることができた。

「緩やかな好意」がゆっくりと育っていく

2018年秋、私は石倉さんと直接お会いすることができた。当時、働き方に関するサービス開発を検討していて、その指南を受けたかったのだ。

最終的にサービスを実現することができなかったが、それがキッカケでTwitterでも絡むようになり、非常にありがたいことに仕事・働き方に関する私の悩み・相談に乗っていただくことも何度かあった。

いま振り返ると、この頃から私のなかで育っていた"緩やかな好意"がなにか違うものへと変化していたのかもしれない。

石倉さんの考えや想いに共感するばかりではなく、「こういう世の中になってほしい」「bosyuサービスでこういうことができるのではないか」と私も勝手ながら考えるようになっていたし、それを(さらに勝手ながら)石倉さんにぶつけることもあった。そういう時に石倉さんは即レスで議論を重ねてくださるから、すごいと思う。

そんな関係が約1年半ほどつづく。別に社員でもなんでもなかったが、毎日何かしらでbosyuサービスやbosyu社員のみなさんのツイートを目にするようになり、サービスの世界観にすっかり惚れていた。

「一緒に働きませんか?」と声をかけてくださったのが2020年始め。自然と受け入れることができたし、入社前と入社後のギャップもほとんどなかった。

経営者がSNS発信を続けると、共鳴を起こすときもある

自分の経験を振り返り「経営者がSNS発信をし続ける価値」を考えてみると、以下3点にまとめられる。

・自身や会社への興味を持ってもらうために、知ってもらう努力(SNS発信)ができる
・SNS発信を通して、相手の「緩やかな好意」を育てることができる
・「緩やかな好意」を育てることで、共感から共鳴へとシフトさせることができる

SNSのすごいところは、感情や考えを共有する「共感」の先にある、行動を伴う「共鳴」まで起こすことができる点である。

私の例でいうと、別に社員でもなんでもないのにbosyuサービスが実現しようとする社会を想像し、考える行為=共鳴と捉えている。

共鳴は、採用につながることもあれば(今回の例には当てはまらないが)ロイヤル顧客・ファンへと発展させることもできるのではないだろうか。経営者が思いや会社について自分の言葉で発信することで、受け手のなかの「緩やかな好意」を育てていくことができ、それが共鳴につながる種になるのではないか。

そしておもしろいのが、「緩やかな好意」は急には育たないこと。好意は送り手・受け手の間で育つものなので、どうしてもタイミングというものがある。ゆっくりと焦らず、発信し続けることが大切かもしれない。

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