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「ノッキンオン・ロックドドア」不可解×不可能が導き出す答え

感想3️⃣2️⃣本目

「ノッキンオン・ロックドドア」(TVer視聴)

最終回まで見終えたので、私なりに感じたことを書きます。
※感想部分に一部ネタバレを含む場合がございます。


~あらすじ~

探偵事務所「ノッキンオン・ロックドドア」のオーナーは2人いる。
不可能を専門とする探偵・御殿場倒理
不可解を専門とする探偵・片無氷雨
大学のゼミが同じだった二人は良き友達であり、仕事仲間であり、ライバルである。
そんな何もかもが正反対の二人が依頼人により様々な事件に巻き込まれていく。
そんな二人には他にも大学のゼミ仲間がいるが彼の存在がこれまでの二人の過去とこれからの二人の未来に大きく関わってくる。
そして5年間明かされることのなかった”ある事件”と、二人のもとにやってくる事件の数々とは…
これは正反対の二人が織りなすミステリー作品である。

~キャスト~

・御殿場倒理…松村北斗(SixTONES)
・片無氷雨…西畑大吾(なにわ男子)
・穿地決…石橋静河
・薬師寺薬子…畑芽育
・小坪清太郎…駒木根隆介
・糸切美影…早乙女太一
・神保飄吉…角田晃広
・天川考四郎…渡部篤郎

~スタッフ~

・原作…青崎有吾
・脚本…浜田秀哉
・監督…堤幸彦
・監修…ぐっち夫婦(料理)、石坂隆昌(警察)、永山大希(法医学)
・音楽…fox capture plan
・オープニング…SixTONES「CREAK」
・エンディング…なにわ男子「Missing」
・制作総指揮…中川慎子
・プロデューサー…田中真由子、尾花典子、長澤佳也、小林麻衣子

~放送~

・放送局…テレビ朝日
・放送期間…2023年7月29日~9月23日
・放送時間…毎週土曜23時-23時30分
・放送枠…オシドラサタデー
・話数…9

~感想~

不可能×不可解から生まれるものはなんなのか?
きっとこの答えは一生導かれることはないのではないかと考えます。

自分の専門分野を活かしてトリックを解決していく二人ですが、凡人の私のは話が難しすぎて理解するのに時間を要してしまいました…(バカがばれる…?)
そんなことを言ってはいるものの専門分野という自分の得意なことを仕事にし、誰かの役に立っている二人は紛れもなく天才でした。
人間誰しも得意不得意は存在します。
私も日々社会人として仕事をしていく中で自分の得意なこと、苦手なことを把握しているつもりです。
様々な考えがあると思いますが個人的に「〇〇だから~」という言葉が苦手です。
社会人だからこうあるべき、男だからとか女だからとか…
もちろんお給料をいただいている以上苦手なことも時にやらなければならない場面もあります。
もちろんそういった状況の時は私もやりますが、もっと生きやすいように働きやすいようになったらいいななんて思うこともしばしば…
自分が苦手なことは得意な誰かに任せればいいと思うし逆もしかり。
そのほうが仕事をするうえでミスも減るのでは?という考えもあると思います。
少なくとも私の職場ではそのような環境づくりのもと円滑に業務が行えているように感じます。
氷雨や倒理のように。

社会人だから必ずしもすべてのことをやらなければいけないという考えはパワハラなのかな?
少し話が逸れると、”飲み会”に行くというのは業務のうちに入ると思いますか?
私はなるべくそういう会には参加していないのですが、毎回断るとノリが悪いと軽蔑される。
それっておかしくない?
行きたいか行きたくないかは私が決めるものであって行かなかった時に私に対する偏見を持たれるということが行きたいと思えない最大の原因なのです。
分かってくれる人いるかな?
行きたくはないけど行っておいたほうがいいのかな?という気持ちで参加している人もたくさんいると思います。
協調性があるあなたも素敵ですが、自分の意思をはっきりと伝えられるような全員が生きやすくなるような世の中になったらいいななんて思います。
作品とは全然関係の話になってしまいました。ごめんなさい(汗)

不可能を専門とする倒理は、あらゆる角度からものを見ることができますが人との会話を円滑に行うことが難しい。
不可解を専門とする氷雨は、人の気持ちの察しが早く人当たりはいいが打たれ弱い。
そこに正義感あふれる穿地が加わって、公平でいてくれる癒される薬子ちゃんが加わって、冷静で冷酷な天川先生が加わる。
人が加わって人が人でいられる。
探偵に限ったことではないけど人がいるから事件があり、依頼がくる。
どんな人間も一人では生きていけないからこそ、人の弱みに漬け込む美影の存在は最大の”悪”ともいえるのではないでしょうか。

一番の幸せは探偵に頼ることのない人生を送ることです。
そして万が一探偵に頼ることがあった時、ノッキンオン・ロックドドア探偵事務所に頼みたいですか?(笑)
なんだかおもしろいことになりそうですが、頼みたいとは思わないかな?(笑)
そんなことを考えながら見ていたら9話はあっという間でした。
要所要所で難しいところもありついていけなところも多かったですが、一つ一つ明らかになる事件の謎とミステリアスな雰囲気、なにより出てくる人全員顔がいい!(そこ?)

普段見慣れている探偵ものとは少し違うテイストで新鮮さをまとう作品でした。
早乙女太一さんの不気味な演技力が作品の良さをさらに高めています。
ミステリアスな作品が好きな方、探偵ものが好きな方にはぴったり!
気になる方はぜひ見てみてくださいね👀

どなたかの目にこのnoteがとまりますように。
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