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名刺代わりの小説 10冊

初回投稿日:2021年5月24日
更新日:2023年2月12日

ひとりが好きなWebライター・菜知子です。

今日のテーマは名刺代わりの小説10冊

熱心な読書家ではありませんが、
昔から活字を読むのが大好きでした。

私ではない誰かの人生を追体験できる、
本って素晴らしい!

01.東京タワー:江國香織

大学生の透は恋の極みにいた。年上の詩史と過ごす甘くゆるやかなひと時、世界はみちたりていた。恋はするものじゃなく、おちるものだ。透はそれを、詩史に教わった。一方、透の親友・耕二は、女子大生の恋人がいながらも、蠱惑的な喜美子に夢中だった。彼女との肉体関係に……。夫もいる年上の女性と大学生の少年。東京タワーが見守る街で、二組の対極的な恋人たちが繰り広げる長篇恋愛小説。
出典:amazon.co.jp

中学生の頃、朝読書の時間に読んでいました。

私に初めての【大人の世界】を
味あわせてくれた作品です。

江國香織さんの世界については、
別記事でお話したいと思います。
(長くなるので……)

02.Presents:角田光代

私たちはたくさんの愛を贈られて生きている。この世に生まれて初めてもらう「名前」。放課後の「初キス」。女友達からの「ウェディングヴェール」。子供が描いた「家族の絵」――。人生で巡りあうかけがえのないプレゼントシーンを、小説と絵で鮮やかに切り取った12編。贈られた記憶がせつなくよみがえり、大切な人とのつながりが胸に染みわたる。待望の文庫化!
出典:amazon.co.jp

私は贈り物が大好きなのは、
この作品の影響かもしれません。

この作品の登場人物のように
温かい気持ち・愛情を持って
贈りたいな・受け取りたいなと思っています。

03.金平糖の降るところ:江國香織

姉妹のルールは好きな人を<共有すること>

ブエノスアイレス近郊の日系コロニアで育った佐和子とミカエラの姉妹は、少女の頃からボーイフレンドを<共有すること>をルールにしていた。留学のため来日した二人だったが、誰からも好かれる笑顔の男、達哉と知り合う。達哉は佐和子との交際を望み、彼女は初めて姉妹のルールを破り、日本で達哉と結婚する。同じく達哉に好意を抱いていたミカエラは父親がはっきりとしない命を宿してアルゼンチンに帰国する。20年後、佐和子は突然、達哉に離婚届を残して、語学学校の教え子であった田渕ともに故国に戻る。一方、ミカエラは成長した娘アジェレンと暮らしていたが、達哉が佐和子を追いかけてアルゼンチンにやってくると……。
出典:amazon.co.jp

日本生まれ・日本育ち、
遠戚を探しても日本人しかいない私は
こんな生き方に憧れます。

日本からアルゼンチンへの逃避行なんて
かっこいいなと思いますし、
アルゼンチンまで追いかけてくれる
旦那さんがうらやましいなと思いました…。

04.死ねばいいのに:京極夏彦

嘘を重ねるほどに、真実に近づいていく。京極夏彦が紡ぐ究極の謎(ミステリー)

「王様のブランチ」「ダ・ヴィンチ」などで絶賛! 極上のベストセラー!!
死んだ女のことを教えてくれないか。三箇月前、自宅マンションで何者かによって殺された鹿島亜佐美。突如現れた無礼な男が、彼女のことを私に尋ねる。私は彼女の何を知っていたというのだろう。交わらない会話の先に浮かび上がるのは、人とは思えぬほどの心の昏(くら)がり。極上のベストセラー。<解説・辻村深月>
出典:amazon.co.jp

とんでもないタイトルですよね。
いじめ、嫌がらせ、悪口じゃありません。

とにかく言い訳ばかりの大人の物語

私も言い訳ばかりしています。

己を律するために
「死ねばいいのに」と
唱えることがあります。(闇深い)

05.がらくた:江國香織

愛の歓びと怖さ、その光と影を描き出す、完璧な恋愛小説。二人の女性を主人公に語られる、愛と家族と時間の物語。
出典:amazon.co.jp

江國香織さんは、
自立した女性が男に振り回される
シチュエーションがお好き。

こんなにしっかり働いているのに
自分でなんでも決めることができるのに、
恋愛の沼にはまってしまうのは
人間の性かもしれませんね。

06.ガリレオシリーズ:東野圭吾

突然、燃え上がった若者の頭、心臓だけ腐った男の死体、池に浮んだデスマスク、幽体離脱した少年…警視庁捜査一課の草薙俊平が、説明のつかない難事件にぶつかったとき、必ず訪ねる友人がいる。帝都大学理工学部物理学科助教授・湯川学。常識を超えた謎に天才科学者が挑む、連作ミステリーのシリーズ第一作。
出典:amazon.co.jp

ミステリーの楽しさは太鼓判なのですが、
数学・理科の理解できない言葉が飛び交う
本当に難しいシリーズです。

出てきた言葉を調べて
理論を理解するのが
楽しくて仕方なかったです。
(事件より科学を楽しむ)

07.ノーゲーム・ノーライフ:榎宮祐

ニートでヒキコモリ、だがネット上では都市伝説とまで囁かれる天才ゲーマー兄妹・空と白。世界を「クソゲー」と呼ぶそんな二人は、ある日“神”を名乗る少年に異世界へと召喚される。そこは神により戦争が禁じられ、“全てがゲームで決まる”世界だった―そう、国境線さえも。他種族に追い詰められ、最後の都市を残すのみの『人類種』。空と白、二人のダメ人間兄妹は、異世界では『人類の救世主』となりえるのか?―“さぁ、ゲームをはじめよう”。
出典:amazon.co.jp

人生初のライトノベルです。

引きこもりニートの
天才ゲーマ兄妹が
ゲームの世界に飛び込む話。

私がゲームを楽しみたい!と思ったのは
ノゲノラの影響なんですよ。

08.阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし:阿佐ヶ谷姉妹

40代・独身・女芸人の同居生活はちょっとした小競合いと人情味溢れるご近所づきあいが満載。エアコンの設定温度や布団の陣地で揉める一方、ご近所からの手作り餃子おすそわけに舌鼓。白髪染めや運動不足等の加齢事情を抱えつつもマイペースな日々が続くと思いきや―。地味な暮らしと不思議な家族愛漂う往復エッセイ。「その後の姉妹」対談も収録。
出典:amazon.co.jp

noteを始めるきっかけになった1冊です。

のんびりとした
おばさん2人の暮らしを覗いて
ほっこり癒されます。


09.つれづれノート:銀色夏生

あせることなく急ぐことなく、でも退屈しない程度には忙しく。

家の片づけと資料整理が今のいちばんの課題。
本棚の本を1冊1冊読みながら、もう心に沁みこんでいるかどうかを確認する。
庭の草木は茂るにまかせ、畑は夏の暑さで去年とは違った様子を見せる。
あせることなく急ぐことなく、でも退屈しない程度には忙しく。
宮崎暮らしの2年目はゆっくりと過ぎていく。
先のことを考えないので思いわずらうことは少ない。
明日は何をするんだっけとサウナでぼんやり考えるのがリラックスタイム。
幸せのコツがいっぱい詰まったつれづれノート42弾。
出典:amazon.co.jp

小学生の頃かな?

母の本棚に並んでいたつれづれノートを
弟と一緒に読んでました。

このnoteを作成するために調べたら、
40巻以上も発売されていて驚きました。

10.置かれた場所で咲きなさい:渡辺和子

置かれたところこそが、今のあなたの居場所なのです。時間の使い方は、そのままいのちの使い方です。自らが咲く努力を忘れてはなりません。雨の日、風の日、どうしても咲けないときは根を下へ下へと伸ばしましょう。次に咲く花がより大きく、美しいものとなるように。心迷うすべての人へ向けた、国民的ベストセラー。
出典:amazon.co.jp

渡辺和子さんの生き方・祈りには
堕落しきった私が蒸発してしまいそうなほど
きっちりと自分に厳しい姿勢ばかり。

自分よりも、周りの人に幸福を…という祈りは
「思いやり」と言えばわかりやすいかしら。

クリスチャンじゃなくても学ぶことが多くて
定期的に開くようにしてます。

私の名刺はいかがでしたか?

誰か人生・暮らしを体験する。

本を開くと知らない世界に引き込まれて
不思議で心地よい空気に包まれませんか?

私は自立した女性・才能のある女性
芯のある女性・賢い女性に憧れているので、
そういうタイプが登場する本に惹かれます。

自分ではない誰かの
生き方を読む・知ることで、
何か得るものがあると信じてます。

これからも、自分には無いものを知るために
定期的に本を読めたらいいな…と思います!

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