今日は不本意な母校訪問をした。
この場所にもう来ることはないと思っていたし、もともとこの会場の予定ではなかった。
近隣の小学校と母校の中学校が歌や吹奏楽の演奏をするいわゆるクリスマスコンサートだ。
馴染みある体育館での演奏だ。
中学の思い出はいい思い出と辛い思い出が入り混じっている。
わたしの中学はいわゆるヤンキー校だった。
中学では、あと少しで卒業、もう少ししたら、早く去れる。そんな思いで毎日を過ごしていた。それほどわたしには怖いところでもあった。
早く殻を破ればよかったのに。今考えても遅いものだ。
合唱を聞いていたら、私が学生時代にステージで歌を歌った時を思い出した。
練習では1番声が出たのに、本場では全く出なかった。わたしは、緊張しいのあがり症だった。本場の最初の一音が何故か声が出なくて、最後まで声を発することがなかった。
そんな子だった。
人前が本当にだめで、思えば小学校の頃から目立たず、嫌われず、静かに生きたいと思っていた。
それが叶わなかったのが、中学の時だ。
わたしの儚く散った願いを呼び起こす。
そんな1日だった。
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