写真_2016-12-23_2_06_47

現代アートの誘致に成功した【直島】。冒険を知らなきゃ、見られない世界があるんだよ。

瀬戸内海の、現代アートパイオニアである直島!

現代アートを受け入れる余裕があった背景には、元々産業が盛んで経済的に豊かだった事があります。

しかしそこには島ならではの問題点もあります。

直島のアテンドの女性、そして初めて会ったカフェのマスターと思わぬ冒険を繰り広げ、直島という島に迫っていきます。

瀬戸内国際芸術祭に興味がある方は、【フル尺の記事】も是非。

ドラムの現場で知り合った直島の財団の方が、島のアート施設を案内して下さるというので、

仕事も兼ねて昨年末に直島に遊びに行ってきたsutdio iota 前田サキ(@nagareruiota)です。


ある夜、カフェサロンでの夕食後。

「今夜は条件が揃ってるから、今から船に乗りに行こうか」

とカフェのマスターがカウンター越しに、言いました。


直島をアテンドしてくれていた女性が酔い潰れてしまい、快復を待っている間に畳にゴロンとしていた私は、すっかり「星がキレイですね」などど平和に抜かしていた時でした。


「えと…今から船に乗るですって!!?」

会ったばかりのカフェのマスターと、いきなりサシで船に乗りに行くって展開が衝撃過ぎて返答できないまま、

とにかく私たちは船に乗りに行く事になりました。


直島のもう一つの顔は、島の1/3が工場地帯。

産業で発展しているので、経済に余裕があったからアートの誘致に成功したのだそうです。

それと、直島の人は新しい物好きで、現代アートが島に入ってくることに、わりかし抵抗が無かったとか。



初めて出会った島の人とふたりで、真っ暗闇の工業地帯という場所を通り、船に乗って海へ出るというのは、

少なからず私の体を硬直させていました。


船酔いするし!

しかし、委ねるしかない…!


係留ロープを離すと、ボートはぐんぐんと出港します。

波が速くてカタくて、体がジャンプするように飛び上がるのは、初めての体験でした。


「痛い!…なんかすごい!」

海の上に出ると、

カフェのマスターは船を止めて、照明を全て消しました



真っ暗な中で、息切れしながら見上げると、

一面に、星、星、星!

空には、輝く星が広がっていました。

こんなの、プラネタリウムでしか見たことない…!


わたしは涙が出ていました。

恐怖と、笑いとで。



外の世界に出て冒険をして、怖さを知らなきゃ、見られない世界があるんだよ。
と、カフェのマスターが教えてくれます。



ありがとうございます!は、、はやく、、陸に帰りましょう!

そのとき願ったことは、ただひとつ。
心から生きたい、でした。
(だって怖かったんだもん。)



直島銭湯「I 湯(I LOVE YU)」
(秘宝館の像に会いたい!)

入って、次の街へ行こう。

こちらの記事はダイジェスト版になります。
フル尺の本記事は【こちら!】♪


よろしければ、サポートお願いいたします! 音楽レーベルの運営、ほかのnoteクリエイターさんへの支援に使わせていただきます\(^o^)/