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【野尻湖一周で車中泊】歴史ある遺跡と癒しの森!まるで海外のような湖の車中泊スポット。

考古学ファンや多くの観光客が訪れる化石スポット。

軽井沢だけではない外国人別荘地として開発された歴史があり、現在も外国の湖のような雰囲気。

ゆったりと過ごせる癒しの森は、「静かな湖畔の森の影から…」という、あの輪唱の歌詞が生まれた里でもあります。


すごいと思いませんか?

その場所とは


野尻湖。

湖から発掘されたナウマンゾウの化石で脚光を浴び、小学校の教科書にも登場した「野尻湖」は、長野県の北部、新潟に近い所に位置し、標高654mの高原にある美しい湖です。緑に囲まれた湖畔からは、美しい大自然を堪能できます。

歴史的にも古く、「ナウマンゾウ博物館」ではナウマンゾウ発掘で分かったことを、湖の歴史とあわせて5万年前から現在に至るまでの自然環境の変化とともに展示しています。化石から、その当時の野尻湖や日本の気候、環境を知ることができるって貴重な機会ですね。

野尻湖は「癒しのパワースポット」である!


野尻湖は、古くは「信濃尻湖(しなのじりこ)」と呼ばれており、現在は略されて「野尻湖」と呼ばれるようになった天然湖です。

長野県の天然湖としては諏訪湖に次いで2番目に大きく、妙高高原、黒姫高原とともに妙高戸隠連山国立公園に指定されています。

夏はカヌーやヨットなどの水上スポーツ、冬には「ドーム船」と呼ばれるストーブを備えた船でのワカサギ釣りなど、四季を通して湖の恵みを体感できるアクティビティが揃っているのも魅力です。

野尻湖には島の形から「琵琶島」とも、宇賀神社の弁財天から「弁天島」とも言われている小さな島があります。遊覧船や手漕ぎボートでも渡ることができるその島は、古くからの「パワースポット」なのだとか。

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作家、C.W.ニコルのエッセイに登場していることが、そもそも野尻湖に訪れたキッカケ。
C.W.ニコルが始めた森の再生プロジェクトは、荒れていく日本の国有林を美しい森に戻そうと自費で始めた活動で、平成の天皇皇后両陛下も訪れた場所になっています。

野尻湖のある信濃町は「森の癒し効果」に注目し、「森林セラピー」事業に力を入れているそうです♫


ではいよいよ、
車中泊スポットをご紹介します。

1. 道の駅 しなの

いきなり登場の大本命。

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上信越自動車道の信濃町ICに隣接する道の駅 しなの」は、信濃町の総合情報が入手できる、観光拠点にも便利な道の駅です。

駐車場は奥行きがあって、広々としたスペース。フリーwifiがあり、EV充電スタンドも整っています。

山に囲まれていて朝は最高の景色です!

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到着した時には既に車中泊の先客がちらほら。

パーキング内「農産物直売所」の、朝市を狙って行列が出来ています!

そのため、奥側の「農産物直売所」に近い場所よりは、入り口側がオススメです。


■住所
 長野県上水内郡信濃町柏原1260番地4
 TEL:026-255-2900
 普通車53台 大型車18台 身障者用2台 EV充電


2. ナウマンゾウ発掘地?チェーン着脱場

積雪の多いこの地域では、さまざまな場所でお見かけするチェーン着脱場。
積雪期は他の車の迷惑になるので仮眠(車中泊)場所としては使えませんが、それ以外なら駐車できるスペースはあります。

信濃町インターを降りたところにも早速あります!

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面白そうなのは「ナウマンゾウ発掘地」の信号の近く!
セブンイレブンが目印です。

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駐車できる数はあまり多くないですが、素敵な思い出になりそう♪


3. 野尻湖駐車場

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野尻湖には町営の広々した駐車場があります。無料で約200台完備です。トイレあり。

「寂れた」ような印象ですが、釣りをする方々が多く見受けられました。釣りやレジャーをしない方でも、貸し船に乗って湖内の島の神社(前述のパワースポット!)へ行ったりすると楽しめると思います。

諏訪湖より深さがあるので湖水量は長野県の中で一位です。そして水が圧倒的にきれいです。

全身をリフレッシュしてくれる感じがします♫


野尻湖第1駐車場/町営野尻湖第2駐車場
住所 : 長野県上水内郡信濃町

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少し足を伸ばして。新潟県 湯燕温泉「河原の湯」「黄金の湯」

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野尻湖から車で25〜30分足を延ばすと、珍しい温泉があります。

全国から温泉ファンが来る温泉地、新潟県の燕温泉。

1つは「黄金の湯」と言われ、もう1つは「河原の湯」と呼ばれており、冬季は入れなくなる季節限定の野天風呂。無料で入れる2つの露天風呂です。

温泉街にはあまり駐車場が無いため、駐車場に停めて歩いて行く事になります。

熱めの白濁した硫黄香る温泉です!!

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入ってみると、肌からポロポロと角質がこぼれ落ちて、

めちゃくちゃツヤツヤに✨

奥まで歩くのがキツイ方は、手前の温泉宿街でも楽しめますよ〜!

いかがでしたでしょうか?

リゾート地としてたくさんのアクティビティ溢れるエリア「野尻湖」。

実際に車で一周してみると、湖の周りをゆったりドライブ〜!・・・というよりは、

山のアップダウンがあってびっくりします。

緑の合間から見えるのは、外国のような美しい湖と、日本的な棚田のコントラスト。

なんて不思議な場所なんだろう?と、神話の異世界に迷い込んだようなウットリした気分になります。

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平地に下りた際には、桟橋で仮眠もいいかと!!


こちらは初秋シーズンに私個人が体験したことなので、あくまで参考ということでお願いします。

みなさまにとって、良い旅となりますように。
Have a nice trip♪


□ライター 前田 紗希
東京都品川区うまれ。作曲家、ドラマー、RECエンジニア。
3歳より「心から出て心に還る音楽を」という教えのもと、裸足で畑を耕すところから培う教室でクラシックピアノを習う。また、キャンプ生活などを通して美術をする教室にも通うなど、自然とのふれあいの中で学び、育つ。国立音大附属中学ピアノ科を経て、国立音大附属高校で学内オーケストラに参加。
国立音楽大学作曲科へ入学、中学から始めたドラムに没頭する。バンド活動でデビューを経て国外や離島での演奏にモデルチェンジ。ロンドン、ベルリン、ニューヨークで演奏を積む。
25リットルのリュックとドラムスティックで世界一周後、旅と音楽と食を繋ぐレーベル「studio iota label」を設立。音楽療法など9つの事業を展開中。牛乳とじゃがりこが好き。


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【studio iota label】

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日本の音楽レーベルstudio iota labelではCDの制作・販売、WEBコンテンツの発信、企業のWebライティング、動画BGM製作、アーティストやお店などの写真撮影、作曲・編曲事業、レコーディング・ミックス事業などを行っています。

【ウェブサイト】http://studio-iota.com/
【Facebookページ】https://web.facebook.com/iotabi
【Twitter】https://twitter.com/nagareruiota

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